資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (87 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
年度計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
業務実績
2 臨床研究
事業
機構の病院
ネットワーク
を最大限活用
した迅速で質
の高い治験の
推進やEBM
推進のための
大規模臨床研
究に、より一
層取り組むと
ともに、他の
設置主体も含
めたこれらの
分野に精通す
る医療従事
者、将来臨床
研究等を担う
人材の育成及
び認定臨床研
究審査委員会
の着実な運用
を図ることに
より、我が国
の臨床研究や
治験の活性化
に貢献するよ
う取り組むこ
と。
また、新型
コロナの対応
に際しても有
用であった電
子カルテデー
タ等から標準
2 臨床研究 2 臨床研究
事業
事業
臨床研究事
業において
は、質の高い
標準的な医療
の提供と我が
国の医療政策
の形成・評価
に貢献するた
め、研究倫理
を遵守しつ
つ、病院ネッ
トワークを活
用してEBM
推進の基礎と
なる科学的根
拠を築くデー
タを集積し、
その情報を発
信する。ま
た、迅速で質
の高い治験や
臨床研究のた
めのIT基盤
を充実する。
主務大臣による評価
自己評価
<評定と根拠>
評定:A
評定
(自己評定Aの理由)
・ 定量的指標において、達成度が100%以上であった。
・ 下記理由により、難易度が高い定量的指標について、達成度が10
0%以上であり、その他の目標についても特に良好な結果を得た。
○ 定量的指標としている「新規採択臨床研究課題数」と「英文論文掲載
数」については、病院ネットワークを最大限活用した質の高い大規模臨
床研究の実施やNHOで研究により得られた成果を国内外に広く情報発
信するため、英文論文の投稿や学会発表について、診療業務との両立を
図りながら、積極的に取り組んでいる。
NHOが行う臨床研究においては、大学や研究機関と異なり、診療に
携わる医師が臨床研究を担っており、臨床研究を立案することは容易で
はなく、診療の改善につながる数を、毎年度、前中期目標期間中の実績
の平均以上とすることは困難度が高い。令和6年度は目標値16.2課
題に対して、17課題となり、達成度は104.8%となっている。
また、新型コロナへの対応において、NHOは診療に注力した一方で
臨床研究活動が抑制されており、研究立案数が減少している。研究立案
から結果が英文原著論文となるまで5~7年程度必要であり、抑制され
た研究活動が論文数として現れるのは第5期中期目標期間中となる。以
上のことから英文原著論文掲載数について、令和10年まで令和5年の
実績を維持させることは困難度が高い。令和6年は、目標値2,053
本に対して、2,411本となり、達成度は117.4%となってい
る。
化された診療
データを収
86