資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (88 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
年度計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
業務実績
集・分析する
データベース
の運用につい
て、更なる標
準化データの
収集・分析や
規模を拡大
し、臨床疫学
研究の推進等
に貢献するよ
う取り組む。
あわせて、医
療の質の向
上、臨床研究
の推進及び効
率的な病院経
営に資する利
活用を推進す
るとともに、
国の医療情報
政策に基づ
き、外部のデ
ータベースと
の連携や
外部機関への
データ提供に
ついても積極
的に貢献する
よう取り組む
こと。
さらに、先
進的医療への
取組として、
他の設置主体
との連携によ
り、ゲノム医
主務大臣による評価
自己評価
○ 「世界最先端IT国家創造宣言」
(平成27年6月30日閣議決定)
においてNHOに対して求められている「電子カルテデータを標準的な
形式に変換して出力・集積する事業を先行的に実施し、対象病院を順次
拡大できる汎用的な手順書を作成して公開する」という我が国の電子カ
ルテデータ標準化の全国普及・展開に資するため、他の機関に先駆け
て、電子カルテ情報を収集・集積するIT基盤(国立病院機構診療情報
集積基盤(NCDA※1)
)を平成27年度に構築し、令和6年度は新
たに7病院を加えた84病院まで対象病院の拡大を図っている。
また、平成29年度に当初は収集できなかった診療経過記録や退院時
サマリ、紹介状データについても集積ができるよう改修したことで、よ
り精度の高い臨床疫学研究等の実施が可能になるデータベースとして運
用している。さらに、今後標準規格となることが予定されているHL7
FHIR準拠規格について、データ収集が可能となるよう、導入に向け
た検証を行った。
(※1)NCDA:国立病院機構診療情報集積基盤
〇 令和3年度より次世代医療基盤法に基づく認定事業者である日本医師
会医療情報管理機構に対し、医療情報データの提供に協力することと
し、令和3年2月19日付けで内閣府宛てにNCDA参加67病院のう
ち48病院の届出を行い、令和3年4月からデータ提供を開始した。令
和7年3月末時点において55病院でデータ提供を行っている。
令和6年度は医療情報データの提供範囲を拡大し、従前より提供して
いるNCDAの電子カルテ情報に加え、新たにMIA(※2)のレセプ
ト情報の提供も開始した。
(※2)MIA:全国140病院のレセプト情報を収集・格納し、分
析・利活用するためのシステム
<課題と対応>
特になし。
療・再生医療
に関する臨床
87
評定