資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (64 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
年度計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
業務実績
(4)DMAT事務局の国外活動
○ 対パレスチナ支援
・ イスラエルのガザへの攻撃、及びガザ国境の封鎖により多数のパレスチナ難民
がガザ南部に避難し、また多くの死傷者が発生し、複数の国際医療チームがエジ
プトを経由してガザに入る支援が行われた。
WHOから国際医療チームの調整支援の要請があり、またJICAが対パレス
チナ支援検討のための調査団を編成し、その一員として、DMAT事務局員1名
がエジプト、カイロに派遣された。そこで、日本のDMATで行う本部調整活
動、並びに情報処理の手法が使用され、ガザ内で活動する医療チームの情報を集
約し、ガザ保健省、エジプト保健省、WHOに報告する支援を行った。
○ モルドバ支援
・ 令和4年、ロシアのウクライナ侵攻により、難民支援が必要とされ、国際医療
チームがモルドバに派遣され、支援活動が行われた。WHOからは国際医療チー
ムの調整支援が要請され、DMAT事務局から1名がJICA調査団として派遣
された。
また、モルドバ保健省からは、日本の災害医療体制、特にDMATの導入を希
望する要望があり、これを受けてJICA人間開発部が支援事業を実施した。具
体的には、モルドバ関係者を日本に招聘し、令和5年11月6日から13日まで
の期間にDMAT導入の研修・訓練見学を実施し、さらに令和6年2月25日か
ら29日までの期間にはインストラクター養成の研修をDMAT事務局員6名で
候補者に提供した。
令和6年度もモルドバにおける災害医療チーム構築等の支援を継続して行って
いる。
○ ウクライナ支援
・ JICAの人間開発部の事業において、ウクライナにおける救急・災害医療の
支援が令和5年より開始された。そのために、ウクライナ保健省、救急災害対応
局、そしてWHOウクライナオフィスから11名が招聘され、日本の災害・救急
医療の現状を見学・視察した。DMAT事務局員は、ウクライナ側の視察希望を
事前にミーティングで受け取り、見学施設などの調整を行い、日本の災害・救急
医療の知見を共有した。
令和6年度において、ウクライナ側はDMATの構築や、ウクライナ内の災害
医療情報システムの構築、災害時の精神科対応などの知見共有を希望しており、
JICA人間開発部からの依頼を受け、継続的にウクライナへの災害医療体制構
築の支援を行うため、令和6年12月6日から13日までの期間で調査団員を派
遣した。
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主務大臣による評価
自己評価
評定