よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (129 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

主務大臣による評価
自己評価

(2)特定行為研修修了者の育成(一部再掲)
NHOにおいては、質の高い医療の提供や、医師の業務に係るタスク・シフト、タ
スク・シェアを目的に、高度な判断力と実践能力を持つ特定行為を実施できる看護師
の育成を進めている。
令和6年度においては、4病院が新た特定行為研修指定研修機関となり、NHO全
体で42病院(全国の指定研修機関462施設の9.1%)が指定研修機関となっ
た。また、制度理解を深め自施設で研修を実施するための体制整備に向けた説明会の
開催や指定研修機関と協力施設のマッチングなどの取組を行い、指定研修機関との連
携により自施設での実地研修が可能となる協力施設は57病院となった。
また、研修受講中の人的補填ができるよう研修枠による採用を可能とする「質の高
い看護を提供するための人材育成支援モデル事業」を展開し、受講環境を整備する取
組を行い、令和6年度特定行為研修修了者は目標を24名上回る188名(達成度:
114.6%)となった。
さらに、令和6年度「特定行為研修の組織定着化支援事業」に8病院が参画し、概
ね3年目以上の看護師が特定行為研修の共通科目を e ラーニングにより受講できるよ
う整備し、特定行為研修への受講に繋げる取組を行っている。指定研修機関意見交換
会の開催により事業拡大、研修の充実を図る取組も行っている。
外部からの研修生の受入も徐々に拡大しており、北海道医療センターなどでは、他
設置主体の訪問看護ステーション職員の研修受入・研修修了者のフォローアップ研修
を行うなど、国が推進している在宅領域における特定行為研修修了者の養成及び地域
の医療提供体制構築にも大きく貢献している。
また、令和2年度より厚生労働省委託事業の「看護師の特定行為に係る指導者育成
事業実地団体」に毎年指定されており、令和6年度においても、eラーニングによる
事前学習とWebによる双方向性の講習会を5回開催した。研修修了者は237名で
あり、(応募倍率は2.1倍)安全に特定行為を実施するために必要な指導者育成に
貢献した。また、特定行為研修修了者のスキルアップためのフォローアップ講習会を
令和6年度より実施し、研修受講生は42名であり、特定行為研修修了者の思考力・
判断力の向上を図り、修了者自身が役割を再認識する機会とした。

評定

○ 令和6年度新たに特定行為研修指定研修機関となった病院
青森病院、埼玉病院、岩国医療センター、西別府病院
<定量的指標>
・ 特定行為研
修修了者数

【特定行為研修受講修了者数】
令和5年度 164名 → 令和6年度 188名

128

年度計画の目
標を上回る実
績をあげた。