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資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (204 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

主務大臣による評価
自己評価

イ 抜打監査
令和6年度においては、2病院に対して、内部監査室と連携して抜打監査を実
施した。
【抜打監査の実施件数】
令和5年度: 2件
令和6年度: 2件

評定

② 会計監査
会計監査人及び各部部門から会計監査に関する書類を受領し、会計監査人から会
計監査上の重要事項等につき、適時、報告を受けた。
<評価の視点>
・ コンプライ
アンスを徹底
するため、各
組織におい
て、全役職員
を対象とする
倫理研修を実
施している
か。

4.コンプライアンス徹底への取組について
(1)不適切行為に係る再発防止策について
①不正発生の3要素である「動機・正当化・機会」のうち「機会」をなくす仕組の構築
令和4年3月に次のとおり定めた「取引業者との不適切行為に係る再発防止策」に
ついて、令和6年度も引き続き内部監査において、通常監査を実施した50施設及び、
抜打監査を実施した2施設にて対策が講じられていることを確認した。
ⅰ 取引業者との接し方に関する基本ルールの徹底
ⅱ 他の職員が確実に業者とのやり取りを確認できる体制
ⅲ 特に重視すべき取引状況は病院幹部が必ず確認する体制
ⅳ 上司が部下の契約手続の適正性を必ず確認する体制
ⅴ 取引業者に対しても契約事務ルールの遵守を改めて依頼
②不正発生の3要素のうち「動機」及び「正当化(言い訳)」に対抗する取組
令和6年10月、全ての役職員に対する倫理研修を行い、倫理保持の必要性や契約
のルールだけでなく、具体的な違反行為に関する過去事例等について学んでいる。
③不正が小さなうちに端緒を把握し是正する取組
通報制度について、公益通報者保護法上は法令違反行為だけが対象とされていたと
ころ、NHOでは、令和6年度も引き続き法令違反行為に該当しない事案や、信憑性
が低い情報であっても通報として幅広く受け付けることとし、適正でない事実が認め
られた場合には是正を図っている。
また、通報者が、不利益な取扱いを受けないよう法律に基づいて保護され、より安
心して通報を行える環境を整えることや、毎年、全ての職員等に通報相談窓口を周知
し、不正の端緒を把握できるようにしている。

203

年度計画の目
標を達成した。