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資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績
○待ち時間対策に関する取組
140病院全ての外来診療において予約制を導入しており、予約の変更についても電
話で受け付ける体制を整備している。また、140病院全ての会計窓口において、クレ
ジットカード等が使用できるほか、令和6年度は7病院において医療費後払いサービス
を実施し、会計窓口の待ち時間をゼロとすることで、待ち時間に対する心理的負担を軽
減できる取組を行った。
また、各病院で待ち時間調査、外来運営委員会等での要因分析を実施しており、その
結果に基づいて以下のような取組を行った。
【病院による主な取組】
・看護師等による積極的な患者への声かけや状況説明
・会計窓口における収納端末の増設や混雑時における人員増
・紹介・逆紹介など地域の医療機関との受診予約等を含めた連携強化による混雑の
緩和
・待ち時間の目安になるよう受付番号を表示
・ポケベルやPHSの貸出により待ち時間中の行動範囲の制限を緩和
・アメニティの提供等による待ち時間への負担感の軽減
・スマートフォンアプリによる新規患者の予約や診察の順番の情報提供
【特徴的な取組例】
患者サービスの向上及び業務効率化のため、令和6年12月にAI問診システムを
導入した。これまで来院時に行っていた初診時の問診を、来院前にスマートフォンや
タブレット端末、PC等で時間や場所を選ばずに行うことで、受付から診察終了まで
の時間短縮につながる。
AI問診システムは症状に合わせて質問内容が変化するため、患者にとって回答が
しやすく、寄り添った問診ができ、病院においても診察前に詳細な情報を確認できる
ため、情報共有のスピードや診療の質の向上にもつながるとともに、AIが作成した
問診内容を電子カルテに転記することで転記誤りや患者誤認に関連したインシデント
の発生防止にも役立っている。(甲府病院)

13

主務大臣による評価
自己評価
評定