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資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

機器の共同利
用などによ
り、地域の医
療機関との連
携を更に進め
るとともに、
入退院時支援
や資産の有効
活用などによ
り、介護・福祉
施設との連携
強化を図る。

(5)NHOにおける地域医療構想への対応
NHO病院が、地域医療構想に対応し、病床規模や機能の見直しを進めるため、令
和6年12月に策定した国立病院機構(NHO)ビジョンにおいて、今後の方向性を
次のとおり定めた。
<国立病院機構(NHO)ビジョン(令和6年12月)
(抜粋)>
将来的にも持続可能な経営を継続し、国立病院機構としてその責任や役割を果た
していくためには、地域における将来の人口動態や、必要とされる医療需要の変化
を常に捉え、地域ごとにその時代に適応したNHO病院の役割・機能に見直してい
く必要があります。
このため、NHO全体として持続可能な法人運営を図るとともに、NHO病院や
地域の医療機関がいたずらに競合することにより、医師、看護師等の人材の確保に
支障を生じたり、経営が悪化することのないよう、
・診療科の見直しや病棟集約といったダウンサイジング
・地域包括医療病棟、地域包括ケア病棟、高齢者救急・地域急性期機能等への機能
転換
・セーフティネット分野を中心とした在宅療養支援の充実
・介護・福祉分野との連携及び展開
・地域医療連携推進法人への参加
・周辺の他の医療機関との再編・統合(病院の廃止を含む。

など、地域の状況を踏まえた幅広い選択肢について柔軟に検討していかなければな
りません。
検討に当たっては、地域における医療ニーズや地域においてNHO病院の果たし
ている役割、他の医療機関の状況、地域医療構想で地域に求められている機能を踏
まえ、地域医療や病院の患者・職員への影響もよく見極めつつ、地元の自治体と連
携を図りながら、計画的・段階的に進めていく必要があります。
この際、本部においては、各病院を支援しながら主導的に見直しを進め、各病院
の経営状況や各地域におけるNHO病院のシェアや医療需要などの指標について、
定量的なデータを把握し、分析します。また、地域医療構想や地域のニーズ、地域
における役割分担・連携を踏まえた地域包括医療病棟への転換や在宅療養支援の充
実、介護・福祉分野との連携及び展開等の好事例も参考にしつつ、地元の自治体
や、地域住民等にも必要な情報を提供しながら、見直しの必要性について丁寧に理
解を求めていきます。
各病院においても、地域の医療機関との役割分担・連携を行い、地域医療構想調
整会議において地域医療構想実現に向けて主体的な役割を果たすなど、地域と連携
し、これから地域に求められる医療の提供を進めていきます。

41

主務大臣による評価
自己評価
評定