資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (16 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
年度計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
業務実績
主務大臣による評価
自己評価
【特徴的な取組例】
自院において1,500g 未満で出生後3歳から6歳となったNICU卒業生を対
象に、年に1回「NICU同窓会」を開催し、患児家族・医療者と出生当時を振り返
り、成長を共に喜ぶ機会としている。6歳児にはNICU見学を行うことで、自身が
育った環境を知る機会を提供している。また、入院した経験から医療者への思いや期
待することを伺い、入院中の児や家族支援につなげている。(九州医療センター)
<評価の視点>
・ 複数職種が
協働して患
者・家族の目
線に立った支
援を行ってい
るか。
3. 複数職種が協働して患者・家族の目線に立った支援を行う取組
(1)多職種協働による長期療養患者のQOL向上のための具体的取組
長期療養患者のQOL向上のため、単調になりがちな長期療養生活でも、季節の移
ろいや生活の楽しみを感じる機会をもてるよう各病院において、七夕祭り、クリスマ
ス会などの季節的行事に加え、院内コンサート、遠足、誕生会等の開催に令和6年度
も引き続き取り組んだ。
また、長期療養に伴い患者・家族に生じる社会的、心理的、経済的問題等の解決に
早期に対応し安心して医療が受けられるようにするとともに、退院後の在宅ケア、社
会復帰が円滑に行えるよう関係機関と連携し必要な援助を行っていくため、MSWを
重症心身障害病床・筋ジストロフィー病床を有している83病院のうち80病院に2
90名を配置した。さらに、60病院ではボランティアの受入れを行っており、重症
心身障害児(者)等の日常生活援助や遊び相手等、病院職員とともに長期療養患者の
QOL向上に引き続き貢献していただいた。
【特徴的な取組】
院内のイベント活動として県内で活躍するマジシャンによるマジックショーやバレ
エ教室の生徒たちによる舞踊を始め、様々なゲストを呼んでパフォーマンスを披露し
ていただいた。たくさんの風船を用いたバルーンショーでは院内が華やかな空間とな
り、患者もステージに飛び入り参加する等盛況となった。演奏会ではプロのピアノや
サックスの優しい音色が会場に響き渡り、患者の心も動かされたようであった。イベ
ントには患者家族も参加し、患者とともに過ごしていただいた。(富山病院)
(2)患者への説明時における取組
入院及び退院時における医師による患者への説明に際しては、医師以外の職種も同
席し、きめ細やかな対応を行った。また、患者や家族が入院生活の全容を把握し易く
するとともに、手続きに関する負担を軽減・効率化するため、入院・退院に関わる手
続きを集約する入退院支援センターを設置する取組を、令和6年度も引き続き行っ
た。
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評定
年度計画の目
標を達成した。