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資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (145 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

<評価の視点>
・ 適切なリス
クマネジメン
トを行いつ
つ、法人経営
の健全性を保
てるよう、理
事長が一層リ
ーダーシップ
を発揮できる
マネジメント
体制を推進し
ているか。

2.資金回送の効率化や経営状況の適切な把握
病院における業務キャッシュフローと財務キャッシュフローを分別管理するために、キ
ャッシュマネジメントシステム(CMS)を導入するとともに、病院・本部間の短期・長
期貸付金制度を見直して、病院の資金状況を見える化し、令和6年度も引き続き運用して
いる。
また、法人全体の資金の有効活用を目的として、本部病院間での迅速な資金移動を可能
とする資金管理システムを導入し、資金移動ができる体制を整備し、令和6年度も引き続
き運用している。
3.理事長が一層リーダーシップを発揮できるマネジメント体制の構築
(1)国立病院機構(NHO)ビジョンの策定
近年、医療を取り巻く環境が大きく変化するとともに、令和に入り、長期にわたる
新型コロナへの対応や、これに伴う更なる患者数の減少など、これまでの想定を大き
く超える状況の変化が生じ、安定した病院運営が難しさを増している。このため、高
齢者人口がピークを迎える2040年に向けて、法人全体としてどのような方向で運
営を行っていくかを示すための指針として、令和6年12月に「国立病院機構(NH
O)ビジョン」を策定した。
国立病院機構(NHO)ビジョンにおいては、
① NHOの強みであるスケールメリットや、様々な機能、役割、規模等の病院から
構成される多様性を生かして、それぞれの病院の個性を発揮しつつ互いに連携しな
がら、地域のニーズに応じた、質の高い医療を提供していくこと
② 人口減少に伴う人材不足等が進む中で、安定して医療を提供していくため、病
院・グループ・本部が一体となって、全職員が安心して、誇りをもって働くことが
できる職場をつくっていくこと
③ NHOが国、地域や国民から求められる役割を果たし、法人全体として持続可能
な運営を維持していくため、着実に経営改善を進めていくこととの3つの観点に立
って、NHOが直面する課題を整理し、それらにどのように取り組んでいくのかと
いう改革の方向性を示しており、国立病院機構(NHO)ビジョンの実現に向けて
具体的な取組を進めていく。

144

主務大臣による評価
自己評価
年 度 計 画 の 目 評定
標を達成した。