よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (70 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

x

強度行動
障害児
(者)
等、他の
医療機関
では受入
れの難し
い障害者
及び医療
的ケア児
の受入れ
・ 神経・
筋難病に
係る長期
の入院療
養等の提
供及び相
談支援の
拠点とし
ての機能
の向上な
ど、他の
設置主体
では対応
困難な難
病患者へ
の医療の
提供
・ 精神科
疾患患者
の地域生
活への移
行促進
・ 難治性
精神疾
患、児

を始めとす
る障害福
祉サービ
スの更な
る充実
・ 医療依
存度の高
い重症心
身障害児
(者)や
強度行動
障 害 児
(者)等、
他の医療
機関では
受入れの
難しい障
害者及び
医療的ケ
ア児の受
入れ
・ 神経・
筋難病に
係る長期
の入院療
養等の提
供及び相
談支援の
拠点とし
ての機能
の向上な
ど、他の
設置主体
では対応
困難な難
病患者へ

童・思春
期精神疾

の医療の
提供

(5)医療的ケア児支援法への対応(再掲)
令和3年9月に施行した「医療的ケア時及びその家族に対する支援に関する法律」
に基づき、都道府県が設置する医療的ケア児支援センター(※)を、令和6年度も引
き続き6病院で運営した。
(※)医療的ケア児等に対する、医療、保健、福祉、教育、労働等の多数の機関に
またがる支援の調整について、中核的な役割を果たす機関。
(令和5年3月1
日時点で40都道府県が医療的ケア児支援センター58か所を設置)
また、医療的ケア児等コーディネーターを、令和6年度は15病院で配置し、自治
体からの医療的ケア児支援要請に基づき、医療従事者に対する研修実施など、地域に
おける医療的ケア児及びその家族が切れ目なく支援を受けられるよう関係機関との連
携を行った。
このほか、新潟病院では新潟県教育委員会から医療的ケア児中核病院に指定され、
県の特別支援学校の職員に対して医療的ケア児の人工呼吸器等の取り扱いに関する研
修の実施や、保護者・学校だけでは対応が難しい課題に対する相談・助言等を行って
いる。
(6)重症心身障害児(者)病棟等におけるNICUの後方支援病床としての機能強化
医療技術の向上や環境の改善とともに重症児の救命率も上昇し、その結果人工呼吸
器等高度な医療的ケアを長期に必要とする児も増えている状況の中で、重症心身障害
児(者)病棟等を有する病院のうち28病院(※)において、地域のNICUを有す
る病院と連携し、NICUの後方支援病床としての機能強化を引き続き図っており、
在宅に復帰することが困難な患者を受け入れるなどして、令和6年度中に延べ44,
105人の患者の受入れを行った。
(※)NICUを自院に設置している病院は集計から除外している。
(7)強度行動障害医療研修の実施(再掲)
入所施設で支える仕組みから地域生活を支える仕組みへと変化している中で、医師
だけでなく、看護師・児童指導員・心理療法士など患者の24時間の生活に接する多
職種で行うチーム医療で治療等を行う必要性がある。
強度行動障害医療に対し、多職種チーム医療を更に推進していくため、先駆的な医
療の導入や療育、医療安全、制度上の課題に対して、具体的な事例をもとにグループ
ワークを通じて解決策を検討し、多職種専門医療としての底上げを図ることを目的と
した研修を、令和6年度においても実施し、38病院から68名が参加した。
当該研修を通じて強度行動障害医療の専門性をさらに高め、NHO内での治療内容
(技法・プログラム)の均てん化を目指しており、強度行動障害を専門とする若手精
神科医の育成やチーム医療の推進に繋がっている。

69

主務大臣による評価
自己評価
評定