資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (156 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
年度計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
業務実績
と等を目指
す。
<評価の視点>
・ 経営改善の
取組等により
収支均衡の経
営を目指すこ
ととし、令和
6年度の損益
計算におい
て、機構全体
として経常収
支を前年度
(新型コロナ
への対応に関
連した補助金
等を除く。
)
以上となって
いるか。
2.経常収支率100%以上を目指した収支改善の推進
医療を取り巻く厳しい環境にある中、NHOが求められる医療の提供を安定的・継続的
に行っていくための経営改善として以下の取組等を実施した。
○ NHOの病院の中で特に経営状況の良好な熊本医療センターの院長を本部顧問(経営
支援担当)として任命し、同顧問、本部及びグループが協力して、特に経営改善が必要
な重点支援病院12病院を訪問し、助言等の支援を行った。
○ 各病院の経営改善の方向性を検討すること等を目的として、本部に経営改善推進委員
会を新設し、経営状況や急性期病院のKPIの達成状況の報告、経営改善の取組を議論
のうえ、助言等を実施した。
○ 昨今の物価高騰による費用増に対応するため、従来から各病院で運用している経営分
析ツールに材料費や委託費、保守費用等を病院間で比較できる資料を追加する等、内容
の充実を図った。
○ 経営改善の取組事例のマニュアル等を提供するなど、各病院で自院の状況の把握、分
析や経営改善の取組の検討に活用できるよう本部から各病院に対し、情報提供を行っ
た。
○ 国立病院機構(NHO)ビジョンの策定(一部再掲)
近年、医療を取り巻く環境が大きく変化し、安定した病院運営が難しさを増してい
る中、高齢者人口がピークを迎える2040年に向けて、法人全体としてどのような
方向で運営を行っていくかを示すための指針として、NHO病院の院長や外部有識者
にも議論に参画いただきながら検討し、令和6年12月に「国立病院機構(NHO)
ビジョン」を策定した。
<国立病院機構(NHO)ビジョンのポイント>
① 質の高い医療の提供、臨床研究の推進
・救急などの地域医療への貢献やセーフティネット分野の医療などを推進
・虐待防止対策の強化
・医療DXの推進
等
② 働きやすく働きがいのある職場づくり
・人事制度や雇用制度の見直し
・IT化等による業務効率化の推進
・NHOのネットワークを活用した人材確保の強化
等
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主務大臣による評価
自己評価
年 度 計 画 の 目 評定
標を達成した。