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資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

リティカルパ
ス※の活用促
進をすること
によって医療
の質の向上に
努めること。
※ クリティ
カルパス・・・
疾患に対する
患者の状態と
診療行為の目
標及び評価・
記録を含む標
準診療計画

える等、患者・
疾病に関す
家族の健康・ る情報を提供
疾病に対する する環境整備
理解を促す取 を進めるとと
組 を 推 進 す もに、患者や
る。
家族向けの勉
強会を開催す
る等、患者・
家族の健康・
疾病に対する
理解を促す取
組を推進す
る。

(2)患者サービスの改善に向けた取組
○分かりやすい説明に関する取組
医師、看護師、メディカルスタッフ等が参画し、委員会やWGを立ち上げて、多職
種がそれぞれの立場で患者の目線に立ちながら、患者サービスの改善を行っている。
また、入院案内や検査方法等の動画説明コンテンツを導入することで説明内容の標
準化を図り、かつ繰り返し視聴可能とすることで患者の理解度や利便性の向上に取り
組むとともに、患者や家族向けの勉強会を開催し、疾病に対する理解を促している。
そのほか、医療従事者等に対する接遇やコミュニケーションに関する研修を実施し
ている。
【特徴的な取組例】
患者の利便性向上のため、入院案内や出産案内の際に必要となるパンフレットや説
明動画について、LINEアプリにより患者に配信するシステムを導入している。入
院案内や出産案内が、いつでも、どこでも、何度でも視聴することが可能であり、そ
れぞれの患者のタイミングに合わせてスマートフォンで簡単に確認できること、ま
た、入院当日ではなく後日、気持ちを整理した状態で視聴していただくことで、患者
の理解度、満足度、利便性の向上に大きくつながっている。(東広島医療センター)
子育て世代のがん患者とその子どもたちのためのサポートプログラムとして、親の
病気に対する理解を深めること、親ががんであるのは自分だけではないと感じてもら
うこと、がん治療や闘病生活に関する親子のコミュニケーションの促進に役立てるこ
とを目的に年2回キッズフェスを開催。8月に院内探検、12月に家族の中で気持ち
を伝えあえるボード作りを行った。(九州がんセンター)
○多様な診療時間の設定に関する取組
患者が受診しやすい体制を構築するため、多様な診療時間の設定を推進している。各
病院においては、地域の医療ニーズ、自院の診療機能や診療体制等を踏まえ、以下のよ
うな取組を行った。
【各病院による主な取組】
・大型連休期間中における放射線治療やリハビリテーション等の実施、平常時に準
じた手術の実施体制の整備
・肺がん検診や人間ドックの土曜日実施や平日19時までの受付体制の整備
・MRI・CT検査や入院予定患者の時間外受入れ
・人工透析外来について会社帰りに透析が実施できる準夜体制を整備
・学生等のニーズに応じた総合スポーツ外来の受診枠を午後に設定
・ 術後患者に対する早期ADL自立及び早期退院を目指した休日リハビリテーシ
ョンを実施
12

主務大臣による評価
自己評価
評定