規制改革推進に関する答申 令和7年5月28日 (33 ページ)
出典
公開元URL | https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/p_report.html |
出典情報 | 規制改革推進に関する答申(5/28)《内閣府》 |
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るよう、地方公共団体や関係団体等に対する要請や、個別の患者の状態や
状況に応じ、在宅患者の療養を担う医師、薬剤師、訪問看護師等の協議の
下、在宅患者の急な状態変化への対応のために必要な医薬品として、新た
な品目(例:輸液)を事前に訪問看護ステーションに配置することを可能
とするなど、以下の点を含め、所要の措置を講ずる。
・事前に訪問看護ステーションに新たに配置することを可能とする医薬
品の具体的要件の設定(一般用医薬品では対応できない効能及び効果を
有する医薬品であること等)、当該医薬品の具体的な保管方法等(輸液
についてはその投与に必要な留置針や点滴ルート等の入手方法を含む。
)
の明確化及び地方公共団体への報告方法や報告事項等の明確化。
b 厚生労働省は、a の措置後、地方公共団体や関係団体等の協力を得つつ、
全国の在宅医療における薬剤提供体制の実態(在宅医療において円滑に薬
物治療が提供できなかった事例の件数、内容、発生した地域等)を継続的
に把握し、当該実態を踏まえ、全国の在宅医療における薬剤提供体制の構
築等に向けた方策の見直しの要否を含め検討し、結論を得次第、必要に応
じ、所要の措置を講ずる。
サ
救急救命処置の範囲の拡大
【a:(前段)令和7年度検討開始、令和8年度結論、
結論を得次第速やかに措置、
(後段)令和7年度から前段の措置まで継続的に措置、
b:(前段)令和7年度検討開始、令和8年度結論、
(中段)前段の結論を得次第速やかに検討開始、結論を得次第速やかに措置、
(後段)令和7年度から中段の措置まで継続的に措置、
c:(前段)令和8年度検討開始、令和9年度結論、
結論を得次第速やかに措置、
(中段)前段の結論までに措置、
(後段)令和8年度から前段の措置まで継続的に措置、
d:令和7年度から、
aの前段、b の中段及び c の前段の措置まで継続的に検討・措置】
<実施事項>
高齢者人口の増加も背景に、救急出動件数、搬送人員及び病院収容所要時
間(入電から医師引継ぎまでに要した時間をいう。)が増加基調(例えば、
令和5年中の救急出動件数は約 764 万件と過去最多を記録。)にあるなど、
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