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参考資料3-2:人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針 ガイダンス (163 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58031.html
出典情報 生命科学・医学系研究等における個人情報の取扱い等に関する合同会議(第11回 5/22)《厚生労働省》
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第 18 個人情報の保護等

第9章 個人情報等、試料及び死者の試料・情報に係る基本的責務
第 18 個人情報の保護等


個人情報等の取扱い
研究者等及び研究機関の長は、個人情報の不適正な取得及び利用の禁止、正確性の確
保等、安全管理措置、漏えい等の報告、開示等請求への対応などを含め、個人情報等の
取扱いに関して、この指針の規定のほか、個人情報保護法に規定する個人情報取扱事業
者や行政機関等に適用される規律、条例等を遵守しなければならない。
2 試料の取扱い
研究者等及び研究機関の長は、試料の取扱いに関して、この指針の規定を遵守するほ
か、個人情報保護法、条例等の規定に準じて、必要かつ適切な措置を講ずるよう努めな
ければならない。
3 死者の試料・情報の取扱い
研究者等及び研究機関の長は、死者の尊厳及び遺族等の感情に鑑み、死者について特
定の個人を識別することができる試料・情報に関しても、この指針の規定のほか、個人
情報保護法、条例等の規定に準じて適切に取り扱い、必要かつ適切な措置を講ずるよう
努めなければならない。


第 18 の規定は、個人情報等の取扱いに関して適用を受ける法令の規定の遵守、また、
試料及び死者について特定の個人を識別することができる試料・情報に係るこの指針の適
用について定めたものである。



第 18 の1で掲げている個人情報等の取扱いに関し、個人情報保護法においては、概ね
以下の内容が規定されている。これらに関しては、個人情報の保護に関する法律について
のガイドライン(通則編)を参照。
① 個人情報の取得・利用・提供に際してのルール
② 適正・安全な管理(正確性の確保、安全管理措置、従業者・委託先の監督等)
③ 本人関与の仕組み(利用目的の通知、開示、訂正等、利用停止等)
④ 苦情の処理の仕組み(苦情処理窓口の設置等)
⑤ 仮名加工情報・匿名加工情報の作成・利用・提供に際してのルール
⑥ 個人情報の漏えい等事案が発生した場合の対応(個人情報保護委員会への報告、本人
への通知等)
⑦ 実効性担保の仕組み(個人情報保護委員会による報告の徴収・助言、勧告・命令等)



第 18 の1の「行政機関等に適用される規律」に関し、行政機関等匿名加工情報の提供
等に当たっては、個人情報保護法第5章第5節、個人情報の保護に関する法律についての
ガイドライン(行政機関等編)、個人情報の保護に関する法律についての事務対応ガイド
(行政機関等向け)及び個人情報の保護に関する法律についてのQ&A(行政機関等編)
等を参照。



下表のとおり、以下の法人における個人情報、仮名加工情報又は個人関連情報の取扱い
については、基本的に民間部門における個人情報、仮名加工情報又は個人関連情報の取扱
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