令和8年度予算の編成等に関する建議 (146 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20251202/index.html |
| 出典情報 | 令和8年度予算の編成等に関する建議(12/2)《財務省》 |
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を促していくことが必要である。飼料用米については、転作助成から転
換する以上、現在のような高額な支援を一律に講じる必要性に乏しく、
畜産政策の中で支援の必要性等を改めて考えることが適当である。
麦・大豆等への支援の在り方については、水田・畑にかかわらず、生
産性向上に向けた支援を検討するのであれば、すでに経営所得安定対策
(いわゆるゲタ対策・ナラシ対策 133)として多額の財政支援が講じられ
ていることを踏まえて検討していくことが必要である。
133 「経営所得安定対策」では、一定の作物を対象として、担い手農業者の農業経営の安定に資す
るよう、諸外国との生産条件の格差から生ずる不利を補正する交付金(ゲタ対策)と、農業経営
のセーフティネットとして、当年産の収入が減少した場合に、その減少額を補てんする交付金(ナ
ラシ対策)が措置されている。
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