資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (97 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立がん研究センター
年度評価
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標
項目別評価調書
1-3
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
投稿してもらう「アイデアボックス」に複数の投稿
があり、QC会議にて検討され対応を行った。
職員満足度調査結果では20代の回答数が少ない
ことが懸念事項となったため、TQMセンター運営会
議にて検討し、QC会議において、職員満足度調査に
関する検討班を立ち上げることとなり次年度より
活動することとした。
QI指標においては、特にがん病院に特化した診
療の質に関する項目を充実させ、全国のがん専門
病院と連携しベンチマークを作成するための基礎
検討を東病院QM室と実施している。現在、東病院と
の共通QI項目を35項目まで設定し鋭意、評価・検討
を行っている。
【東病院】
○外来診療においては、外来待ち時間1時間以上割合
5%と通院治療センター待ち時間中央値60分を目
標インディケータとして設定して、改善活動を行っ
た。外来待ち時間は、医師の検査オーダーをタスク
シフトしている外来予約カウンター利用者数の増
加に伴い、外来待ち時間1時間以上の割合が軽減し
ている結果が得られた。
通院治療センター待ち時間は、早朝採血の対応、
予約枠と予約時間の調整等の改善活動の結果、中央
値58分となり、目標の60分以内を達成することがで
きた。
メディカルアシスタント室の外来担当スタッフ
の配置も、混雑時間には部署をまたいでシェアでき
る体制を強化したことで、Patient flow management
がよりスムースに実施できるようになった。
○外来患者の採血待ち時間を分析し、ピーク時に派遣
看護師を設置することで体制を強化している。令和
7年2月の外来患者の採血待ち時間中央値は19分
となっており、目標値の20分以内に短縮している。
また、令和7年2月の1時間以上待つ外来患者の割
合は5.5%となっており、目標値の5%以内には到達
していないが、ほぼ目標値に近づいている。外来診
療の待合室にデジタルサイネージを整備したこと
で情報発信が容易となり、多くの外来患者が有益な
情報を受け取るが可能となった。様々な取組によっ
て、外来診療の混雑具合の確実な改善及び満足度の
向上が認められる。また、将来にむけて、リモート
チェックインのDxへの実証実験を国土交通省のプ
ロジェクトの一環として実施した。
【中央病院】
○患者に治療選択の自由や適切な診断に繋げること
を目的に、令和2年度より、希少がん・難治がんを
対象に「オンライン・セカンドオピニオン」を開始
した。令和6年度の相談件数は188件。そのうち、
関東以外の患者割合は、82%(154件)であった。
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自己評価