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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》
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様式2-1-2

国立研究開発法人

年度評価

総合評定様式

1.全体の評定
評定
(S、A、B、C,
D)

A:国立研究開発法人としての目的・業務、中長期目標等に照らし、法人の取組等について総合的に勘
案した結果、適正、効果的かつ効率的な業務運営の下で「研究開発成果の最大化」に向けて顕著な成果
の創出や将来的な成果の創出の期待等が認められる。

評定に至った理由

評価項目8項目中、Sが3項目、Aが3項目、Bが2項目、うち重要度「高」であるものは全てSであった。このことから、厚生労働省独立行政法人評価実施要領に定める総
合評定の評価基準に基づき、総合的に判断してA評定とした。

R3 年度

R4 年度

R5 年度

R6 年度









R7 年度

R8 年度

2.法人全体に対する評価
令和6年度においては、理事長のリーダーシップの下、引き続き、センターのミッションを踏まえ、研究開発の成果の最大化に取り組むとともに、業務運営の効率化、サービスの質の向上、財務内
容の改善等を図るため積極的な取組を行った。
研究・開発に関する事項については、国内外の機関、アカデミア、企業との連携・協力の下、全国規模のネットワークや国際的なネットワークの構築等により、がんの本態解明や新たな予防・診
断・治療法の開発、アンメットメディカルニーズに応える新薬開発などに貢献するとともに、がんゲノム情報管理センターを運営し、ゲノム医療の実装のための基盤を構築した。
特に顕著な研究成果として以下が挙げられる。
・国際共同研究により世界最大規模の腎臓がんの全ゲノム解析を実施、日本人の7割に未知の発がん要因を発見
・テロメラーゼ逆転写酵素がこれまで知られていなかった機序でがん化を促進することを発見
・SCRUM-Japan GOZILA プロジェクトにおいて、4,000 例超の大規模研究から、がん個別化医療による生存期間の延長を確認
・国内初の造血器腫瘍遺伝子パネル検査「ヘムサイト®」の製造販売承認取得
医療の提供に関する事項については、がんに対する中核的な医療機関として治験、先進医療に積極的に取組み、我が国の高度専門的ながん医療提供を主導したほか、低侵襲治療の提供・開発、AI・
次世代技術や医療機器の開発、希少がん医療や小児がん医療の提供に積極的に取り組むとともに、がん相談の支援、アピアランスケアの支援など患者の視点からも我が国の医療の先導的な役割を果た
した。
人材育成に関する事項については、全国のがん医療を担う人材に対する専門的な研修の実施や、若手医療従事者への研究推進支援、臨床研究教育の e-learning サイトの運営など、国内外の人材の
育成拠点となるよう、人材育成に積極的に取り組んだ。
医療政策の推進等に関する事項については、ゲノム医療の実装などの国のがん政策に積極的に関与・協力していくとともに、地方自治体の検診受診率向上の取組みの支援やPDCAサイクルを通じ
た医療の均てん化、全国がん登録に基づく罹患者数の集計・公表、がん情報サービスの充実など、がん政策の推進のために積極的に貢献した。
業務運営の効率化に関する事項については、外部資金の獲得を進めるとともに、財務ガバナンスの強化や経営改善、業務改善等に積極的に取り組み、経常収支は10年連続で黒字を達成した。
3.項目別評価の主な課題、改善事項等

4.その他事項
研究開発に関する審
議会の主な意見
監事の主な意見

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