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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (120 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立がん研究センター
年度評価
令 和 6年 度 計 画
主な評価指標

項目別評価調書
1-4
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等

ウ 中央病院、東病院、研究
所、先端医療開発センター、
がん対策研究所、がんゲノム
情報管理センター、研究支援
センター等の研究機能を活
用し、国内だけでなく海外か
らも医療従事者・研究者を受
け入れ、研究者としての人材
育成を推進する。
1)がんの基礎研究、トラン
スレーショナル・リサー
チ、臨床研究に従事する医
療従事者・研究者を養成す
る。その一環として、大学
などアカデミア機関と連
携しながら、医療従事者・
研究者の論文作成や学位・
専門資格の取得を支援す
る。
2)JHのほか、大学などアカ
デミア機関や企業とも連
携しリサーチ・アドミニス
トレーターなど、臨床と直
結した研究の実施に必要
となる支援人材の育成及
び確保を行う。その一環と
して、臨床研究支援人材の
論文作成や学位・専門資格
の取得を支援する。

エ がん医療・研究に関する
人材育成の機会を全国に提
供するため、センター各部門
が連携して対外的な研修会
の企画及び運営を行うとと

ウ 中央病院、東病院、研究
所、先端医療開発センター、
がん対策研究所、がんゲノ
ム情報管理センター、研究
支援センター等の研究機能
を活用し、国内だけでなく
海外からも医療従事者・研
究者を受け入れ、研究者と
しての人材育成を推進す
る。
・がんの基礎研究、トランス
レーショナル・リサーチ、
臨床研究に従事する医療
従事者・研究者を養成す
る。その一環として、大学
などアカデミア機関と連
携しながら、医療従事者・
研究者の論文作成や学
位・専門資格の取得を支
援する。
・JHのほか、大学などアカデ
ミア機関や企業とも連携
しリサーチ・アドミニス
トレーターなど、臨床と
直結した研究の実施に必
要となる支援人材の育成
及び確保を行う。その一
環として、臨床研究支援
人材の論文作成や学位・
専門資格の取得を支援す
る。

エ がん医療・研究に関す
る人材育成の機会を全国に
提供するため、センター各
部門が連携して対外的な研
修会の企画及び運営を行う
とともに、外部機関が実施

自己評価
上記のとおり、令和6年度において、計画を上回る
成果を上げていると認められるため、A評価とした。

○慶応義塾大学、順天堂大学、東京慈恵会医科大学、
長崎大学といった学術機関と連携協力のために協
定書を締結し、連携大学院制度を導入している。連
携大学院在籍者は162名であり、令和6年度には職
員及び職員外含めて35名が学位を取得のうえ卒業
した。
○若手研究者育成の支援を目的とし、
「若手研究セミ
ナー」を定期開催しており、令和6年度は計12回開
催し、全日程をとおして延べ1,080名が参加した。
○JHが実施する将来NCを担う生物統計家の養成スキ
ームに対し、令和4年度から新たに立ち上げられ
た「若手生物統計家NC連携育成パイロット事業」に
より、NCCHDの若手研究員1名を週一回の頻度で受
け入れ、OJTによる教育活動を実施した。プロトコ
ール作成、統計解析、報告書作成実務、研究計画立
案のための会議・コンサルテーション等への参加
を行い、実績を積んだ。
○若手職員の論文作成の支援に注力しており、若手
職員が筆頭著者である論文数(査読あり)は、令和
6年度時点では495件であった。
○令和6年度には、39歳以下の若手研究者の活躍と
して、Nature Reviews Clinical Oncology(IF53.
276) 1編、Nature(IF50.5) 1編、Nature Medic
ine(IF58.7) 1編、Lancet Oncology(IF41.6) 1
編、Cancer Discovery(IF 29.497) 1編の論文が
掲載されたほか、IF10以上のジャーナルへ14編の
論文が掲載された。
○東病院では専門資格の取得の費用補助を実施して
おり令和6年度では計81件の支援を実施した。ま
た、中央病院でも学会の参加費・宿泊費や英文校正
の費用を援助する仕組みが存在しており、令和6
年度では121件の支援を実施した。
○高度かつ専門的な
医療技術に関する研
修を実施するなど、
モデル的な研修及び
講習を実施し、普及
に努めているか。
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