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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (86 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立がん研究センター
年度評価
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標

項目別評価調書
1-3
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等

を行う企業、関連する国
立機関ならびに関連省庁
が連携し、臨床的に遠隔
手術を行うための技術を
確立し、その実証実験を
行う。
・8K技術の硬性鏡カメラシ
ステムを用いた遠隔手術
指導システムによる臨床
試験を実施し、有効性を
確認する。また、8K硬性
鏡システムにおける俯瞰
映像と電子ズーム映像の
2画面併用方式の手術安
全性での有効性を臨床試
験において確認する。
ウ NGSパネル及びリキッド
パネルによるゲノム検査の
効率化を進め、患者個人に
最適な治療法を提供する個
別化医療の研究開発を推進
する。

ウ NGSパネル及びリキッ
ドパネルによるゲノム検査
の効率化を進め、患者個人
に最適な治療法を提供する
個別化医療の研究開発を推
進する。
具体的な取り組みは、次
のとおりである。
・症例集積性の向上及び均
てん化を視野に、Master
Keyプ ロジェク トの多施
設化(参加施設の追加)及
び遠隔診療(DCT)システ
ムの導入を進める。
・包括的がんゲノムプロフ
ァイリング(CGP)検査に
基づく抗悪性腫瘍薬の適
応外使用の安全な実施の
ため、
「遺伝子パネル検査
による遺伝子プロファイ
リングに基づく複数の分
子標的治療に関する患者
申出療養」試験を、全国の
がんゲノム医療中核拠点
病院と連携して実施し、
連携企業数及び薬剤数を
増加させる。
・令和5年度までに立ち上
げたリキッドバイオプシ
ー(血液での遺伝子パネ
ル検査)等に基づいた医
師主導治験のうち継続中

○患者集積性の向上および均てん化を視野に、MASTER
KEYプロジェクトの多施設化(参加施設の追加)を進
め、全11施設まで増加し登録を進めている。さらに、
副試験において全国から患者登録を可能にすべく
DCT(Decentralized Clinical Trial)治験を開始し
実際の治験の遠隔診療を行った。
○「遺伝子パネル検査による遺伝子プロファイリング
に基づく複数の分子標的治療に関する患者申出療
養」試験(NCCH1901)を全国のゲノム中核拠点病院
と連携してへ令和元年10月より開始した。令和6年
度は協賛企業が8社21薬剤にまで増加し、登録患者
総数も800例となった。
○全国260施設及び製薬企業20社との共同研究として
SCRUM-Japan第4期を継続しており、令和6年度に
はMONSTAR-SCREEN-3では503例、LC-SCRUMでは848例
が登録されている。リキッドバイオプシーに特化し
た 試 験 と し て 、 GOZILA 試 験 で は 5,530 症 例 、 LCSCRUM-Liquidには1,269例の登録が行われている。
○これらの遺伝子結果に基づく医師主導治験を
MONSTAR-SCREEN、LC-SCRUMで実施している。また来
年度開始に向けて新規で医師主導治験の準備をし
ている。
○最先端のリキッドバイオプシー技術の導入による
術後の微小残存腫瘍(MRD)の検出を応用し、切除可
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自己評価