資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (112 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立がん研究センター
年度評価
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標
項目別評価調書
1-3
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
サイクルを回し改善活動
に取り組む。
・リスクマネジャー、サブリ
スクマネジャーに対し、
インシデント及びアクシ
デントの情報収集・分析
方法、再発防止策立案に
関連したテーマ内容で研
修を開催する。
・医師により報告された全
死亡症例について、診療
科カンファレンスの実施
状況及び最終治療におけ
る説明・同意取得状況を
調査する。
イ 同規模・同機能の医療
機関との間において、医療
安全管理体制についての相
互チェック、インシデント
及びアクシデントの情報共
有等を行うことにより、
医療安全管理体制を強化す
る。
具体的には、同規模・同機
能の医療機関との間におけ
る医療安全相互チェックを
行うとともに、全職員を対
象とした医療安全や感染対
策のための研修会を中長期
目標期間中に、12回以上開
催や医療安全委員会を中長
期目標期間中に、72回以上
開催することなど、医療事
故防止、感染管理及び医療
機器等の安全管理に努め
る。
イ 同規模・同機能の医療
機関との間において、医療
安全管理体制についての相
互チェック、インシデント
及びアクシデントの情報共
有等を行うことにより、医
療安全管理体制を強化す
る。
具体的な取り組みは、次
のとおりである。
・同規模・同機能の医療機関
と連携し、医療安全相互
ラウンドを実施する。
・画像診断結果見落し防止
確認のために、1ヶ月以
上未確認のレポートを診
療科へ提示する。
・放射線レポート未開封割
合目標:0.5%以下
・病理レポート未開封割合
目標:1%以下
・現場で発生したヒヤリ・ハ
ットから重大事故まで全
ての事例について、イン
シデントレベル0の報
告、同事例について複数
職種からのインシデント
報告の増加を働きかけ
取り組んだ。また、前年度評価からの課題について
は年度目標として掲げ集中的に取り組んだ。
○入院患者の全死亡症例については、漏れなく医師に
より報告がされていることに加え、医事管理課の協
力のもと外来患者が受診中に死亡した症例も含め
て、医療安全管理室員と病院幹部職員で死亡の予期
と死亡理由等を確認した。
また、全死亡症例確認の際に、診療科カンファレ
ンスの実施状況及び最終治療における説明・同意取
得状況についても確認した。
【東病院】
○リスクマネジャー、サブリスクマネジャー、医療安
全管理部会員に対し、インシデント及びアクシデン
ト防止対策として重要である「指差し呼称」につい
て、具体的事例も踏まえた内容をe-learningを1回
実施した。
○医師により報告された全死亡症例(東病院:626件)
について、診療科カンファレンスの実施状況及び最
終治療における説明・同意取得状況について診療情
報管理士が調査を実施している。
○特定機能病院互ラウンドとして、同規模・同機能の
医療機関と連携して実施した。
○画像診断結果見落し防止確認のために、2週間以上
未確認のレポートを診療科へ提示した。
○放射線レポート未開封割合:中央病院0.77%、東病院
0%
○病理レポート未開封割合:中央病院1.96%、東病院0%
【中央病院】
○レベル0報告:23.4%、インシデント・アクシデン
ト、有害事象同事例報告割合:13.1%
【東病院】
○レベル0報告:25%、インシデント・アクシデント、
有害事象報告割合:医師報告10%
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自己評価