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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立がん研究センター
年度評価
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標

項目別評価調書
1-1
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等

や支持療法のための薬剤の
実用化を目指した開発試験
を推進する。

オ 新規医療機器の実用化
を目指した医師主導治験・
臨床研究を推進する。

持療法のための薬剤の実用化
を目指した開発試験を推進す
る。
具体的な取り組みは、次の
とおりである。
・免疫治療としての細胞免疫
治療、ウイルス治療の継続
的に実施するとともに、新
規開発試験を2試験スター
トさせる。また、将来の民間
CDMO製造-病院一体化モデ
ルを用いた新規再生医薬品
を用いた試験に向けて体制
整備を進める。さらには、細
胞免疫治療に関して、新た
な off-the-shelf 型 と し て
allo-CARの新規治験を実施
する。また、がんワクチン治
療、RLT(ラジオセラノステ
ィックス治療)に注目して
新規治験を開始する。
・支持緩和療法に関する医師
主導治験を1試験完遂す
る。また、企業での開発時に
おける患者市民参画のルー
ル整備を行う。
オ 新規医療機器の実用化を
目指した医師主導治験・臨床
研究を推進する。
具体的な取り組みは、次の
とおりである。
・MIRAIプロジェクトに連動し
た低侵襲医療機器の開発体
制の整備と研究を通じて、
社会ニーズを踏まえた医療
機器を開発、実用化を進め
る。
・新規で開発される医療機器
の実用化を目指した医師主
導治験・特定臨床研究・性
能評価試験を実施する。ま
た、DCT(Decentralized
Clinical Trials)など新
たな臨床試験の導入を進め
る。

○免疫治療としての細胞免疫治療、ウイルス治療を
継続的に実施した。民間CDMO製造-病院一体化モ
デルを用いた新規再生医薬品を用いた試験は治験
が中止になり、準備できず、延期になっている。
細胞免疫治療に関して、新たなoff-the-shelf型
としてallo-CARの新規治験に関しては血液がんに
おいて準備が進み、令和7年度に投与予定。がん
ワクチン治療に関しては1試験開始した。RLT(ラ
ジオセラノスティックス治療)に関しては、継続
して3試験を実施中であり、診断薬に関しても1
試験実施した。令和7年度も新規で数試験予定し
ている。
○放射線医薬品開発におけるネックであるヒトへの
少量投与(フェーズ0)について、特定臨床研究の
枠組みを利用し、医師主導臨床研究を実施した。
○パクリタキセルによるCIPNに対するフローズンソ
ックスグローブの医師主導治験(CECILLIA試験)を
完遂した。
○患者市民参画(PPI)に関する提言書を作成開始
した。

○低侵襲治療法・低侵襲医療機器の開発体制
(MIRAIプロジェクト)の整備を進め、社会ニー
ズの高い医療機器の実用化にむけての取り組みを
継続している。
○低侵襲治療法・低侵襲医療機器の開発体制(MIRAI
プロジェクト)の整備を進め、社会ニーズの高い医
療機器の実用化に向けての取り組みを継続してい
る。
○中央病院における医療AI研究開発促進とその環境
整備を進めるためBRIDGE事業とMIRAIプロジェク
トの連携を進めている。BRIDGE-MIRAI連携のプロ
ジェクトとして、内視鏡検査を受ける患者の問診
票をタブレット入力し、電子カルテに情報が反映
されるシステムのプロトタイプが年度内に完成
し、まもなく運用開始予定。
○大腸内視鏡AIであるWISE VISIONの、病変検知性
能改善モデルをNECと共同で開発し、医師主導性
能評価試験を行い、令和5年度に薬事申請を行い
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自己評価