よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (70 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立がん研究センター
年度評価
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標

項目別評価調書
1-2
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等

育を行う。特に、令和5年
度に内閣府から「研究イ
ンティグリティの取組の
徹底」について周知文書
が発出されたことを受け
て、研究インティグリテ
ィの取組を強化したた
め、その内容についても
各種セミナーに盛り込み
周知を図る。
・令和4年度までに実装し
たCOI申告システムの機
能(臨床研究法利益相反
管理様式作成機能含む)
の研究者への周知を行う
とともに、研究上のCOI管
理に関する研修を実施す
る。
・倫理指針適用研究の各種
報告・変更申請等の⼿続
きや各種期限の遵守状況
について、多機関共同研
究の一括審査の一般化に
伴い急増しているNCC外
の倫理審査委員会で審査
を受けた場合を含め、管
理体制のより一層の充実
を図る。
・全国的に一般化し急増し
た多機関共同研究の一括
審査に関して、特に、NCC
外の倫理審査委員会で審
査を受けた後のNCC内の
研究実施許可付与のため
の確認手続き及びその後
の管理体制について引き
続き適切な運用を検討
し、随時迅速に組織内で
周知を図る。
・センターにおける研究費
の運用方法について、適
正経理管理室会議の活動
やモニタリングの結果等
をとおして必要に応じて
見直し、研究費の管理体
制を強化し研究費不正の
防止に努める。また、
「研
究倫理セミナー」による
教育や、論文元データの

○研究費不正防止に係る取り組みについて、各部局
の運営会議を通じて周知し、研究費の適正な取扱
いを促した。
○研究の国際化に伴う新たなリスクに対応するた
め、研究インテグリティや安全保障貿易管理につ
いて、「研究倫理セミナー」で周知した。
○研究倫理セミナーについては、基礎的なテーマか
ら応用・発展的なテーマについて開催した。
○COI申告システムの機能(臨床研究法利益相反管理
様式作成機能含む)を通じて研究者から申告され
たデータに基づき、研究上のCOI管理を継続して行
った。また、主として新入職員等の研究者への周知
を行うとともに、研究上のCOI管理に関する研修を
実施した。加えて、コンサル的に研究者等からの質
問に回答することを通じて教育効果を得られた。
○被験者保護室では、倫理指針適用研究について、
NCCの倫理審査委員会における審査及び実施許可、
NCC以外の倫理審査委員会で審査された課題の実
施許可業務を担っている。各研究課題の実施状況
に関する報告期限の遵守などについても、大きな
問題はなく、適切な管理体制が維持されている。
○期中のNCC研究者による審査・各種報告に係る申請
等手続き件数の実績は以下のとおり。
NCCREC(新規:251、変更:892、
実施状況:1,378、終了:267)
外部REC(新規:127、変更:209、
実施状況:222、終了:37)
○一般化した多機関共同研究の一括審査について、
適切かつ迅速に審査を進められるよう随時運用を
検討し、見直しを行った。また、NCC外の倫理審査
委員会で審査を受けた後のNCC内の研究実施許可
付与のための確認手続きについて被験者保護室お
よび確認実務者と継続的に調整を図った。
○オプトアウト手続きを自動化することにより、迅
速かつ効率的なオプトアウト体制を整備するとと
もに、センター内の関係者への周知を図った。
○適正経理管理室会議で課題として議論した、出張
時の家族同伴の取扱い、三親等以内の親族が所属
する企業とセンターとの契約の取扱い等を整理し
研究費執行マニュアルの改訂を行い、センター内
に周知した。
○「研究倫理セミナー」については、受講対象者に漏
れなく受講を促した。
○論文元データの⼀定期間の保存の義務について、
「研究倫理セミナー」において周知した。
○研究倫理指針(人を対象とする生命科学・医学系研
究に関する倫理指針)についての教育研修を実施
した。
70 / 157

自己評価