資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (111 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立がん研究センター
年度評価
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標
項目別評価調書
1-3
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
イ がん医療に携わる医療
従事者への研修や緩和ケア
チームなどの機能強化等に
より、がんと診断された時
から患者とその家族が、精
神心理的苦痛に対する心の
ケアを含めた全人的な緩和
ケアを受けられるよう、緩
和ケアの提供体制をより充
実させ、質の高い緩和ケア
を提供する。
⑤ 安全管理体制の充実
ア 安心・安全な医療を提供
するため、インシデント及
びアクシデントの情報の収
集・分析による再発防止策
を講ずるとともに、院内サ
ーベイランスの充実や院内
感染対策の標準化などに取
り組む。
また、がん専門病院とし
ての医療安全管理指標を構
築し、PDCAサイクルを回す
ことに役立てる。
イ がん医療に携わる医療
従事者への研修や緩和ケア
チームなどの機能強化等に
より、がんと診断された時
から患者とその家族が、精
神心理的苦痛に対する心の
ケアを含めた全人的な緩和
ケアを受けられるよう、緩
和ケアの提供体制をより充
実させ、質の高い緩和ケア
を提供する。
具体的な取り組みは、次
のとおりである。
・がん患者や家族に対し、適
切に苦痛や気がかりのア
セスメントを行い、小児・
AYA世代・高齢者などライ
フステージ特有のニーズ
に合わせて、がんの診断
時からあらゆる病期にお
いて院内外の多職種及び
住み慣れた地域と連携し
た全人的な緩和ケアを適
切に提供する。
⑤ 安全管理体制の充実
ア 安⼼・安全な医療を提
供するため、インシデント
及びアクシデントの情報の
収集・分析による再発防止
策を講ずるとともに、院内
サーベイランスの充実や院
内感染対策の標準化などに
取り組む。
また、がん専門病院とし
ての医療安全管理指標を構
築し、PDCAサイクルを回す
ことに役立てる。
具体的な取り組みは、次
のとおりである。
・インシデント及びアクシ
デント、有害事象の情報
を分析・対策を講じ、PDCA
○がん医療に携わる医療従事者への研修について、緩
和ケア研修会を開催し、中央病院では医師6名が修
了し、厚労省の定める受講が求められる医師の受講
率は98.63%であった。東病院では、医師3名が修了
し、受講率は97.5%であった。
○緩和ケアチーム介入件数は中央病院で2,577件、東
病院で1,850件の介入を行った。
○緩和ケアチームの関わった診療件数のうち、がん診
断後治療開始前および抗がん治療実施中から緩和
ケアが開始された割合が中央病院は85.4%(2,203
/2,577件)、東病院は43.0%(722/1,678件)と早
期からの緩和ケアの実施が進んでいる。
○緩和医療科外来は中央病院・東病院ともに週5日午
前・午後に受診可能。中央病院外来新患961件(緩
和医療科250件、精神腫瘍科711件)。東病院外来新
患915件(緩和医療科379件、精神腫瘍科536件)。
○東病院緩和ケア病棟の入院は541件であった。
○インシデント及び
アクシデントの分析
による再発防止の措
置、がん専門病院と
しての医療安全管理
指標の構築、同規
模・同機能の医療機
関との相互チェック
等を通して、医療安
全管理体制を強化し
ているか。
【中央病院】
○インシデント及びアクシデント、有害事象の情報を
分析・対策を講じ、PDCAサイクルを回し改善活動に
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自己評価