資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (74 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立がん研究センター
年度評価
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標
項目別評価調書
1-2
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
要がんセンター・大学等
との協力体制の強化を支
援し、がんの研究・医療・
政策に係るセンターのプ
レゼンスを向上させる。
・既存の、海外先進医療機
関・研究施設とのネット
ワークを維持し、更に共
同研究の実施が期待でき
る豪州、台湾等の先進国、
医療支援対象となる東南
アジア諸国の機関にアプ
ローチし、必要に応じて
MOU 締結した上で、医療
研究推進を円滑に進める
ための基盤を整備する。
・肺がん国際ゲノムコンソ
ーシアム(ILCCO, FLCCA)
に参加し、アジア人肺が
んのリスクを規定する遺
伝子群を同定、アジア人
におけるリスク因子の特
異性を明らかにする。
・肉腫担当として ICPCに
参加・貢献する。ICPCの活
動に必要な、プロテオゲ
ノミクスの解析のための
ソフトウエアの開発と普
及を進め、バイオマーカ
ーや治療標的などの医療
シーズを探索しつつ、企
業やアカデミアと連携し
て事業化の可能性の検討
を継続する。
○米国で開催されたQuad Cancer Moonshot Lauch式
典に、理事長・研究所所長が出席し、参加各国の要
人とネットワーキングを行った。
○Unitaid/Expertise Franceの訪問を受け,SUCCESS
projectから引き続き,Unitaid funding の子宮頸
がん検診に関するprojectへのNCCからの貢献につ
いて合意した。
○APEC子宮頸がん撲滅会議に,がん対策研究所研究
者が登壇した。
○メキシコ大使館からの要請で、日本の保険制度な
どに関する意見交換を実施した。
○ 仏 国 国 立 が ん セ ン タ ー (INCa) が 主 導 す る G7
Cancerにメンバーとして参加し、難治性がんワー
キンググループにおいてがん対策研究所の松田先
生をCo-Leadとして積極的な活動を展開した。
○また、G7 Cancerにおける令和8年度の事務局機能
持ち周り制導入に向けて、日本がリードできる機
会創出に向けて活動した。
○Peter Mac Cancer Center (Australia) 来訪。研
究所・中央病院・EPOCで対応し,CAR-T開発につい
て意見交換した。また、MOU締結の内容について話
を進めることとなった。
○Quad Cancer Moonshot Launch ネットワーキング
のfollow upとして,Cancer AustraliaのCEOと研
究所所長/間野先生とのweb会議を開催し,両機関
の情報交換を行い、今後希少がん研究で協力する
ことを合意した。
○英国保健・社会福祉省首席科学顧問が来訪し,小児
がんや希少癌領域での今後の協力関係について中
央病院長らと意見交換を行った。
○タイFDAが東病院を来訪し、東病院長らと再生医療
医薬品の品質管理などについて意見交換を行っ
た。
○シンガポール大学がん科学研究所と研究所との覚
書を締結した。
○肺がん国際ゲノムコンソーシアム(FLCCA)に参加
し、非喫煙者に多いEGFR変異肺腺がんのリスクが
遺伝子多型の積み重ねによって上昇することを明
らかとした。最新の質量分析装置を導入しプロテ
オーム解析を内製化、ICPCの担当である肉腫凍結
サンプル及び株化細胞の解析(計50種以上)を実施
した。
○ICPC の活動の一環として、凍結腫瘍組織を用いて
肉腫組織型を網羅する大規模なプロテオーム・ト
ランスクリプトーム解析を実施した。多施設共同
研究において病理FFPE標本からのプロテオーム解
析を行った。
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自己評価