資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (32 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立がん研究センター
年度評価
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標
項目別評価調書
1-1
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
研究を推進するとともに、
患者・市民参画や他領域の
研究グループとのネットワ
ークを活用した研究開発戦
略を提案し、実践する。
るとともに、患者・市民参画や
他領域の研究グループとのネ
ットワークを活用した研究開
発戦略を提案し、実践する。
具体的な取り組みは、次の
とおりである。
・有痛性骨転移に対するIVR検
証的試験の患者集積を完了
す る 。 企 業 案 件 の early
phase trialを1件開始す
る。既存の薬剤で副作用対
策となりうる薬剤の公知申
請に資する臨床研究を開始
する。
・SCRUM-Japanでの患者市⺠参
画を推進し、患者会向けの
セミナーを引き続き開催す
るとともに、各種研究立案、
プロトコールのレビューな
どにも参加を依頼する。令
和5年度に開始となった患
者交流のプラットフォーム
であるFairy'sについて運
用を継続・発展させる。
・疼痛緩和におけるIVR等専門
的治療の普及とアクセス向
上のため、令和5年度に構築
した専門的がん疼痛治療の
相談支援システムについ
て、実行可能性ならびに有
効性の評価を行う。
・IVRの多施設共同臨床試験組
織 (JIVROSG) を 中 ⼼ 施 設 と
して運営し、JーSUPPORTと
共同で実施中の「有痛性骨
腫瘍に対する症状緩和目的
の動脈塞栓術の臨床試験」
の登録を完遂する。令和4年
度に保険適応拡大されたラ
ジオ波焼灼療法について、
肉腫のオリゴ肺転移を対象
とした試験を立案する。
・難治性腹水に対する腹腔ー
腸管バイパス術、多発胆道
狭窄に対する内視鏡とIVR
併用の内瘻化、Angio-CT 装
置を用いた胆膵内視鏡ナビ
ゲーションシステムの研究
を継続する。
・軽微な侵襲となる栄養療法、
○有痛性骨転移に対するIVR検証的試験の患者集積
を完了した。
○進行・再発がんを有するうつ病患者に対するプロ
グラム医療機器の有効性及び安全性を検討する探
索的治験の立案支援を行った。
○SCRUM-Japan MONSTAR SCREEN PPI(患者・市民参
画)委員会を継続運用し、月1回の委員会開催及
びメール等で患者委員と研究に関する意見交換を
行うとともに、レイサマリー(一般向け研究結果
の要約)やMRD検査の患者向けパンフレットの作
成等、研究関連文書のレビューを患者委員に依頼
した。患者と研究者の交流プラットフォーム
Fairy'sも運用を継続し、わかりやすく研究結果
を説明するセミナーを5回開催し好評を得てい
る。また、上記レイサマリーに関してもFairy's
参加者である患者・家族等からアンケート等を実
施した。
○疼痛緩和におけるIVR等専門的治療の普及とアク
セス向上のため、地域から難治性がん疼痛の専門
的がん疼痛治療の相談支援可能なwebsiteとして
Challenge-CanPainを構築・運用し全国の難治性
疼痛に関する相談を受けた。
○IVRの多施設共同臨床試験組織(JIVROSG)を中心施
設として運営し、新たに「肉腫のオリゴ肺転移に対
するRFA」並びに「リンパ漏に対する経皮的治療」
を対象とした試験の立案を開始した。
○難治性腹水に対する腹腔ー腸管バイパス術、多発
胆道狭窄に対する内視鏡と IVR併用の内瘻化、
Angio-CT 装置を用いた胆膵内視鏡ナビゲーショ
ンシステムの研究を継続した。
○がん医療の医療技術評価に関する研究を進め、ゲ
ノム解析研究(NCCH1908)の先進医療Bにおいて
症例登録を完遂、費用対効果の評価を進めた。
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自己評価