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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (105 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立がん研究センター
年度評価
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標

項目別評価調書
1-3
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等

て、地域フォーラムを開催し、病院と地域包括支援
センターの連絡カードを作成し連携を強化した。
○内科ミーティングを月1回開催し治療関連死や重
篤なSAE・irAEの症例について情報を共有した。
ウ 手術療法による合併症
予防や術後の早期回復のた
め、麻酔科医や手術部位な
どの感染管理を専門とする
医師、口腔機能・衛生管理を
専門とする歯科医師、認定
看護師などとの連携を図
り、質の高い周術期管理体
制を整備する。また、術中迅
速病理診断など手術療法の
方針を決定する上で重要な
病理診断を実施する。

ウ 手術療法による合併症
予防や術後の早期回復のた
め、麻酔科医や手術部位な
どの感染管理を専門とする
医師、口腔機能・衛生管理を
専門とする歯科医師、認定
看護師などとの連携を図
り、質の高い周術期管理体
制を整備する。また、術中迅
速病理診断など手術療法の
方針を決定する上で重要な
病理診断を実施する。
具体的な取り組みは、次
のとおりである。
・多職種によるリスク評価
を行い、外来から入院・退
院までを通じた術前・術
後の周術期管理体制を強
化する。また、感染管理を
専門とする医師や看護
師、口腔機能・衛生管理を
専門とする歯科医師・歯
科衛生士、早期離床のた
めのリハビリテーション
を推進する理学療法士、
早期栄養状態を改善する
栄養管理士、認定看護師
など多職種によるスムー
ズな連携体制を整備し、
運用する。
・治療方針決定のためのカ
ンファレンスを開催し適
切な手術療法を提供する
とともに、多職種による
連携体制を構築し、質の
高い周術期管理体制を整
備する。
・外科ミーティングを月1
回 開催し 術 後に ICU管理
を要した症例や術後合併
症例、心筋梗塞や脳梗塞
発症例について情報を共
有し対策を検討する。
・術中迅速病理診断など手

【中央病院】
○令和6年度は手術総件数5,580件(麻酔科管理症例
数5,153件(うち脊麻5件)、局所麻酔症例数427件
)であった。周術期看護外来では新規2,768件、延べ
8,512件介入した。昨年度同様、歯科、リハビリセラ
ピスト、管理栄養士、MSW、院内多職種チーム等との
円滑な連携体制により、術前から必要な支援が開始
され、入院前に患者情報を共有することで入院中に
必要な支援について検討が可能となり、安全な医療
につながった。高齢者に対しては、高齢者総合機能
評価を861件実施し、評価に基づく生活指導や認知
機能低下患者を入院前から精神腫瘍科につなげる
など、患者・家族へ必要な支援を早期に提供するこ
とができた。特に手術侵襲の大きい食道外科の手術
に関しては、80歳以上の高齢患者について医療安全
管理室を含む多職種でハイリスク症例カンファレ
ンスを実施し、安全な治療について検討した。
今年度は、手術オリエンテーション動画をQRコー
ド化し、来院していない家族も手術に関する情報を
得られるようにしたり、お薬確認外来と麻酔科受診
日を別日に設定し、手術前のリスク評価を確実にで
きるよう体制を整え、既存の支援をブラッシュアッ
プすることができた。
【東病院】
○医師、認定・専門看護師、薬剤師、歯科医師、栄養
師、PT等が連携し周術期管理チームを構成し、合併
症予防や早期回復のため入院前から包括的な評価
を行い、外来から入院・退院まで継続した支援を行
った。入院準備センターにおいて治療選択への意思
決定支援やオリエンテーション、リスク評価及び関
連診療科や支持療法・栄養科・リハビリ・歯科・M
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自己評価