資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (68 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立がん研究センター
年度評価
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標
項目別評価調書
1-2
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
・現在進めている東京大学
との武装化抗体および理
化学研究所との再生細胞
医薬品を中心に共同研究
を進める。
・診断マーカー候補1品目
について実用化を目指
し、性能試験を継続する。
エ 政府関係機関移転基本
方針(平成28年3月22日ま
ち・ひと・しごと創世本部決
定)に基づき連携研究拠点
として鶴岡市に設置した
「国立がん研究センター・
鶴岡連携研究拠点がんメタ
ボロミクス研究室」におい
て、引き続き山形県、鶴岡
市、慶應義塾大学先端生命
科学研究所等と連携した事
業を推進する。
オ 日本臨床腫瘍研究グル
ープの研究について、セン
ターが中心となって、セン
エ 政府関係機関移転基本
方針(平成28年3月22日ま
ち・ひと・しごと創世本部決
定)に基づき連携研究拠点
として鶴岡市に設置した
「国立がん研究センター・
鶴岡連携研究拠点がんメタ
ボロミクス研究室」におい
て、引き続き山形県、鶴岡
市、慶應義塾大学先端生命
科学研究所等と連携した事
業を推進する。
具体的な取り組みは、次
のとおりである。
・血液のメタボローム解析
ならびにがん悪液質マー
カーとの統合的な解析か
らフレイル状態の患者へ
の介入可能性のための基
礎検討を行う。また、血液
がんの新しい標的につい
て実用化を目指すための
研究を継続する。
・地元企業等とも連携しが
んメタボロームで蓄積し
た技術を他疾患、食品等
医療以外に応用する共同
研究を進める。
オ 日本臨床腫瘍研究グル
ープ(JCOG)の研究につい
て、センターが中心とな
地する再生医療専門のCDMO(帝人/JTECグループ)
と連携し、ベンチャー企業、アカデミア研究者を対
象とした開発支援プログラム(柏の葉再生医療プ
ラットフォーム)を開始、AMED再生・細胞医療・遺
伝子治療実現加速化プログラム事業化戦略支援課
題に採択され9課題の伴奏支援を行った。アステ
ラス製薬のオープンイノベーションラボ、HUグル
ープとの共同研究をそれぞれ1件、3件開始した。
○東京大学大気海洋研究所との共同研究によるサメ
抗体を利用した新規抗体薬開発を文科省科研費の
支援により実施した。理化学研究所との共同研究
は、東病院湯田淳一朗医長が研究開発分担者とな
りAMED革新的がん医療実用化事業で実施した。
○診断マーカー候補1品目について性能試験を修了、
論文発表を行った。製品化に向けて共同研究企業
において検討している。
○血液のメタボローム解析ならびにがん悪液質マー
カーとの統合的な解析からフレイル状態の患者へ
の介入可能性のための基礎検討を行ったが、適切
なマーカーは得られず、研究を中止した。血液がん
の新しい標的について実用化を目指すための研究
をAMED創薬総合支援事業の支援を受けて実施し、
候補化合物について基礎的な検討を行った。
○地元企業((株)みどりサービス)、JA櫛引農工連
と食品開発に関する共同研究を終了した。
○日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)の参加医療機関
のうち、都道府県がん診療連携拠点病院12施設、地
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自己評価