資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (95 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立がん研究センター
年度評価
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標
項目別評価調書
1-3
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
効率的な業務運営」との両
立の実現に資するよう、各
病院の手術件数・病床利用
率・平均在院日数・入院実
患者数等につて、中長期計
画等に適切な数値目標を
設定すること。上記数値目
標の実績について、病院の
担当疾患に係る割合を分
析すること等により、国立
研究開発法人の病院とし
て適切かつ健全に運営を
行うための病床規模等を
検討すること。
ートし、登録が完了しデータ解析を行っている。
【東病院】
○実地臨床において59例実施し、臨床研究において29
例の症例を集積した。
【中央病院】
○中央病院においてエキスパートパネル(EP)を週1回
開催し、自施設582例、連携病院(12施設)1,891例
を検討した。自施設例582例のうち、48例がEPの推奨
した治療に到達した。
○EPでの検討症例数の増加に合わせて、開催効率の見
直しを行い、遅延のない結果返却を実施した。レポ
ート作成を効率的に行うために、専門的知識を有す
る内科スタッフ、臨床検査科スタッフが事前に各人
で準備を行った。二次的所見は、遺伝子診療部門ス
タッフが確認する。本年度より持ち回り症例を選定
することでエキスパートパネルの効率化を図った。
EP実施前日にEPコアメンバーでプレミーティング
を行い、持ち回り症例を選定し、EP当日のディスカ
ッションしポイントを整理することで、EP当日は、
検討症例を絞り、当院および連携施設とも1症例5分
程度で検討することで開催時間を60分程度まで短
縮できた。事務局が検討症例順を決定し当院担当
医・連携施設に連絡、当日運営とEP報告書送付まで
を担当した。既出バリアントの解釈、エビデンスレ
ベルなどを臨床検査科遺伝子検査室が管理し、新規
症例のレポート作成に利用した。EP結果に基づく連
携施設からの治験等の問い合わせ及び推奨された
治療へのアクセスや初診予約についても臨床研究
コーディネーター室や予約センター、各診療科と連
携し、速やかな受診につなげた。
【東病院】
○国内のAI企業とともに開発したエキスパートパネ
ルの自動化を可能とするプログラム医療機器の薬
事承認を目指し、令和6年度は臨床性能試験の開始
準備を進めた。
イ NCや他医療機関との大
規模な診療データシェアリ
ングを通した診断・治療
の標準化やICTを活用した
オンラインでの患者個々の
情報共有により、質の高い
医療を提供する。
イ NCや他医療機関との大
規模な診療データシェアリ
ングを通した診断・治療の
標準化や ICTを活用したオ
ンラインでの患者個々の情
報共有により、質の高い医
療を提供する。
具体的な取り組みは、次
のとおりである。
・医療DX推進に向けて、臨床
情報データの利活用を推
進し、診療実績の検証や
新たな医薬品開発等を促
【中央病院】
○病院内における臨床情報の利活用を推進し、診療実
績の検証や新たな医薬品開発等を促進するために、
データ利活用部において適宜院内外の臨床情報デ
ータ利用について情報共有を行うとともに、データ
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自己評価