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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立がん研究センター
年度評価
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標

項目別評価調書
1-1
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等

の網羅的スクリーニング系
を用いて得られた新規の放
射線増感剤候補を検証し、
至適化を行う。
ウ 体内での薬物分布を制
御するドラッグデリバリー
技術の開発研究、再生医療
等の先端技術を活用した手
術の高度化・低侵襲化及び
治療の高度化による根治を
目指した研究を推進する。

エ 画像下治療(IVR)や内視
鏡技術を用いた低侵襲治療
のための技術及び機器の開
発研究を推進する。また、新
たな医療技術や医療機器の
開発に当たっては、センタ
ー内の専門科ごとの学際
的、横断的協力体制を構築
し、実用化を目指した研究

ウ 体内での薬物分布を制御
するドラッグデリバリー技術
の開発研究、再生医療等の先
端技術を活用した手術の高度
化・低侵襲化及び治療の高度
化による根治を目指した研究
を推進する。
具体的な取り組みは、次の
とおりである。
・ケミカルバイオロジーと光
学イメージングを融合し
て、多様なDDSモダリティの
PK/PD解析が行える技術基
盤を構築する。
・理化学研究所や星薬科大と
の共同研究を継続し、抗IL7R抗体を用いたα線RITの
開発を行う。
・TMEM180のトランスジェニッ
クマウスにおいて、メスで
強い体重増加を示す個体が
出現したため、解析を継続
する。
・東京農工大との共同研究を
継続し、血液がんを標的に
した二重特異性抗体を新た
に開発する。
・薬物イメージング技術を⽤
いた非臨床試験をPDXモデ
ルに応用し、臨床試験への
橋渡しの手法として、腫瘍
組織の二次元・三次元イメ
ージング解析の検討を実施
し、DDS製剤の評価に応用す
る。

○近赤外線色素標識と光学イメージングの組み合わ
せで、ナノ粒子や抗体医薬などのDDS製剤のPK/PD
解析が行える技術基盤を構築した。
○理化学研究所や星薬科大との共同研究を継続し
て、抗IL-7R抗体を用いたα線RITを作製して、B
細胞性白血病モデルでの有効性を確かめた。
○TMEM180トランスジェニックマウスにおいて、体
重増加の表現型に関連し、腸管形成の異常ととも
に代謝系の促進が示唆される所見が得られた。
○東京農工大との共同研究を継続し、血液がんを標
的にした⼆重特異性抗体を新たに作製して、in
vitroでの有効性を確かめた。
○薬物イメージング技術を動物移植モデルに抗体医
薬投与後の腫瘍内薬剤分布について、腫瘍組織の
透明化処理による三次元イメージング解析の手法
開発を報告した。

エ 画像下治療(IVR)や内視鏡
技術を用いた低侵襲治療のた
めの技術及び機器の開発研究
を推進する。また、新たな医療
技術や医療機器の開発に当た
っては、センター内の専門科
ごとの学際的、横断的協力体
制を構築し、実用化を目指し
た研究を推進する。
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自己評価