資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (89 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立がん研究センター
年度評価
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標
項目別評価調書
1-3
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
を通じたBNCTの研究開発
を促進する。
② 希少がん及び難治がん
を含めた各種がんの標準的
治療の提供
ア 希少がん及び難治等が
んの患者に対して、センタ
ー全部門が連携する横断的
な組織体制の下、最新・最適
な診療を提供する。希少が
んホットラインなどによる
情報提供・相談支援を行う
と と も に 、 MASTER KEY
Projectなどと連携した新
たな治療開発に取り組む。
② 希少がん及び難治がん
を含めた各種がんの標準的
治療の提供
ア 希少がん及び難治等が
んの患者に対して、センタ
ー全部門が連携する横断的
な組織体制の下、最新・最適
な診療を提供する。希少が
んホットラインなどによる
情報提供・相談支援を行う
とともに、MASTER KEY Proj
ectなどと連携した新たな
治療開発に取り組む。
具体的な取り組みは、次
の通りである。
・希少がん中央機関として、
希少がんに関する診断、
治療、研究開発、情報提
供、相談支援、人材育成に
向けた希少がん対策をセ
ンターの組織横断的に推
進する。
・わが国における希少がん
の診断・治療・相談支援を
促進するネットワーク形
成のため国立がん研究セ
ンターを要としたHub and
Spoke 型 の 全 国 ネ ッ ト ワ
ークの構築に取り組む。
・希少がんに関するセンタ
ー内の情報共有及び課題
解決に向けた議論を行う
ため、希少がんに関わる
各部局横断的な希少がん
連絡会議を毎月定期的に
開催する。また、サルコー
マカンファレンスを毎月
開催し、肉腫(サルコー
マ)に対する集学的治療
を推進する。
・希少がん患者の精確な診
断の実施に向けて、関連
学会とも連携した病理コ
ンサルテーション体制の
構築を推進し、がん診療
連携拠点病院等の支援を
○希少がん及び難治
がん、小児がんなど
に対して、関係医療
機関と連携し、患者
個人に最適な医療を
提供するとともに、
相談支援や新たな治
療開発に取り組んで
いるか。
○希少がん中央機関として、希少がんに関する診断
(病理コンサルテーション)、治療(院内
multidisciplinary conference)、研究開発(MASTER
KEY Project)、情報提供(HP、希少がんMeet the
Expert)、相談支援(希少がんホットライン)などの
希少がん対策をセンターの組織横断的に実施した。
○希少がん対策連携推進室を中心として、わが国にお
ける希少がんの診断・治療・相談支援の要となるHub
and Spoke型の全国ネットワーク(北海道、東北、関
東、中部、近畿、中四国、九州の中核拠点センター
の整備・支援)の構築に取り組むとともに、全国の
がん診療連携拠点病院との連携に取り組んだ。
○希少がんに関する国立がん研究センター内部の活
動を共有し議論する目的で、築地・柏キャンパス合
同の希少がんセンター連絡会議を定期的に1回/月
オンラインで開催(第8回・第12回は資料提出のみ)
した。サルコーマカンファレンスはハイブリッドで
10回/年開催し、48症例について検討した。
○希少がん患者の精確な診断の実施に向けて、日本病
理学会と連携した病理コンサルテーションシステ
ムを構築し、がん診療連携拠点病院等の病理診断支
援を行った。
○AYA支援体制として、診療単位毎にAYA支援担当者を
設置し、AYA支援チームを構成し、全体会議を4回開
催した。AYA世代特有の支援ニーズを拾い上げるた
めに気がかりのスクリーニングを延べ1,903件、AYA
カンファレンスを24回実施し、支援した。さらに、
集学的サルコーマカンファレンスにおいても毎回
AYA世代症例の検討を行った。また妊よう性温存に
関する支援においてAYA世代の支援は107件中90件、
そのうち生殖医療機関の受診に至ったAYA患者数は
89 / 157
自己評価