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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (52 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立がん研究センター
年度評価
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標

項目別評価調書
1-2
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等

用化研究事業」等で行っ
て き た SCRUM-Japan の デ
ータ、NCCオンコパネルを
⽤いた研究データ、遺伝
性腫瘍の多施設共同研究
のゲノム解析データ等に
ついて、個々の事業終了
後もMGeND等の公共デー
タベースからの公開と、
共同研究等によるデータ
共有を継続する。また、小
児がんに関するデータの
収集を継続する。また、JH
で行っている全ゲノム解
析等のデータ共有体制に
ついても、ヘルスケア領
域の研究開発や実臨床へ
の応用を目指した協議・
検討に参画する。
・診療としての遺伝子パネ
ル検査や、研究としての
全ゲノム解析の普及が進
むがんゲノム医療におい
て、ゲノム診断支援シス
テム運営事業等に基づ
き、がん治療とがん予防
のための両方のゲノム医
療と臨床研究に統合的に
対応する先進的な電⼦カ
ルテの部門システムの拡
充・改修を継続し、センタ
ーの両院の実臨床に導入
したシステムやノウハウ
を他施設にも発信する。
ウ ゲノム検査・診断領域
において、がんゲノム医療
中核拠点病院が、拠点病院・
連携病院と連携して推進す
ることとされている、がん
ゲノム医療の実装と運用に
必要な高度な専門知識・技
術を有する多職種の人材育
成に貢献する。
具体的な取り組みは、次
のとおりである。
・多職種および病院間連
携・教育・人材育成の場と
して重要なエキスパート

Japan、NCC オンコパネルを用いた研究、遺伝性腫
瘍の多施設共同研究のゲノム解析データ等に関し
て、MGeND等の公共データベースを通じた公開を継
続した。また、全ゲノム解析等のデータ共有体制に
ついても、ヘルスケア領域の研究開発や実臨床へ
の応用を目指した協議・検討に参画した。
◯ゲノム診断⽀援システム運営事業の一環として、
がん予防を目的とする遺伝性腫瘍の遺伝医療に加
え、がん治療を目的とする保険診療として提供さ
れているがん遺伝子パネル検査や、AMED研究とし
て実施されている全ゲノム解析等実行計画2022に
基づく解析等にも対応した電子カルテ部門システ
ムを継続的・段階的に開発し、実臨床および臨床研
究において実証的に導入した。実臨床に導入した
システムやノウハウを病院間で共有した。

○造血器腫瘍サブワーキンググループや、他のがん
ゲノム医療病院の専門家の協力を得て、造血器腫
瘍CGPの説明会を令和6年11月に開催した。また、
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自己評価
目標
実績
達成率

8施設以上
25 施設
312.5%

・新たな発明の出願数
目標
40 件以上
実績
94 件
達成率 235.0%
上記のとおり、令和6年度において、実用化を目指し
た研究・開発の推進に積極的に取り組み、目標を大きく
超えて達成した事項が多くあり、特に顕著な成果を上げ
ていると認められるため、S評価とした。