資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (65 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立がん研究センター
年度評価
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標
項目別評価調書
1-2
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
Oneコンソーシアムにお
いて、令和6年度中に新
たに3試験を開始する。
・既に公表済の臨床試験の
個別データを収集し、国
際的な研究デザインや規
制エンドポイントの改訂
を行うために設立された
ARCAD-Asiaについては、
大腸癌データベースの拡
充及び利活用を推進する
とともに胃癌への拡大を
開始する。また、データサ
イエンス部については、
人材育成を推進し、国際
的なビッグデータ解析を
実施する体制構築を行
う。
イ 特定の遺伝子異常を有
する症例や希少がんに対す
る診断、治験を行う全国規
模のネットワーク強化を推
進、新治療・新薬開発におけ
る個別化・グローバル化・高
速化・多様化への対応を進
める。
イ 特定の遺伝子異常を有
する症例や希少がんに対す
る診断、治験を行う全国規
模のネットワーク強化を推
進、新治療・新薬開発におけ
る個別化・グローバル化・高
速化・多様化への対応を進
める。
具体的な取り組みは、次
のとおりである。
・すべての成⼈固形がんに
ついて、特定の遺伝⼦異
常を有する症例や希少が
んに対する新薬開発を目
的として、全国186施設、
アジア太平洋地域約20施
設及び製薬企業18社との
共同研究ネットワークで
あるSCRUM-Japan/Asiaに
おいて、4万例(うち1万
例以上がはリキッドバイ
オプシー)を超える世界
最大規模の臨床ゲノムデ
ータベースを構築してお
り、令和6年度において
は、全エキソーム・トラン
スクリプトーム、プロテ
オ ー ム 、 Spatial
transcriptome、マイクロ
バイオーム、画像解析を
び解析を実施した。大腸がんから胃がんへのデー
タベース拡大を行うARCAD-Gastricを始動し、グロ
ーバル試験の収集を開始した。そして、データサイ
エンティスト人材育成のためのセミナーを5回、
シリーズのハンズオンセミナー、座学形式のセミ
ナーを1回実施した。
○全国260施設及び製薬企業20社との共同研究とし
てSCRUM-Japanを継続し、MONSTAR-SCREEN-3は、令
和6年度5月より症例登録を開始。令和7年3月
末の段階ですでに503例の目標症例登録を完了し
た。一方、LC-SCRUMは5期として令和6年6月より
運用開始。令和7年3月の時点において本体研究
であるLC-SCRUM-Asiaには848例が登録されてい
る。
○SCRUM-Japanの基盤を活用した医師主導治験にお
いて、外部対照群となる自然歴データを
SCRUM−Japanレジストリより抽出・解析し、医師主
導治験とSCRUM-Japanレジストリデータを統合し
たCSRを基に治験薬の承認申請に活用された。この
基盤をさらに発展させ、全65施設の参加協力のも
と、令和7年3月時点で、557例が登録済みである。
○同定された遺伝子異常に基づく臨床試験の紹介シ
ステムをSCRUM-Japanデータベースに立ち上げ、企
業アカデミアにおいて活用されている。
○令和2年度に登録開始した大規模な⼿術標本での
マルチオミックス解析グローバルプラットフォー
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自己評価