資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (33 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立がん研究センター
年度評価
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標
項目別評価調書
1-1
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
リハビリテーション及び⽀
持療法に関する臨床試験を
開始するとともに、その評
価方法の妥当性についても
検討を行う。
ウ アカデミアや企業等と
連携した国際共同研究を実
施し、世界的に標準となる
診断法や治療法の確立を目
指した研究を推進する。
ウ アカデミアや企業等と連
携した国際共同研究を実施
し、世界的に標準となる診断
法や治療法の確立を目指した
研究を推進する。
具体的な取り組みは、次の
とおりである。
・ATLASプロジェクトで実施中
の国際共同試験(5試験:
MASTER KEY Asia、A-TRAIN、
CHOICE、HARMONY、Project
CAD)の患者登録を進めると
同時に、新たな国際共同試
験のための準備、資金獲得
を行う。国内の国際研究支
援機能の充実を目指すとと
もに、アジア連携推進タイ
事務所における研究支援機
能の拡充を図る。
・さらに、国際共同研究を各国
のAROやCROなど共同で継続
的に実施する体制構築を進
める。
・現在進行中の台湾との国際
共同医師主導治験(ALTAIR
試験)の登録を継続すると
ともに、新たにグローバル
第Ⅲ相医師主導治験を立ち
上げる。
・ LC-SCRUM-Asia-Pacifc での
ゲノムスクリーニングは、
既に登録を開始した台湾、
マレーシア、タイの登録を
継続するとともに、アジア
太平洋地域の約20の医療機
関からの登録体制の構築を
進める。
・国際がんゲノムコンソーシ
アム(ICGC-ARGO)のコアメ
ンバーとして世界的な創
薬・個別化治療創出に向け
た臨床・マルチオミックス
データベースの構築を進め
る。
【中央病院】
○MASTER KEY Asiaは韓国、台湾、マレーシア、フィ
リピン、タイ、ベトナムに加え、今年度シンガポー
ルとインドネシアからの患者登録が開始された。
参加施設も17施設から28施設へ増加し、登録数も
662例から935例に増加した。その他、アジア6か国
1,400例の大腸内視鏡AI診断支援ツールのランダ
ム化比較試験の登録を予定より約1年前倒しで完
了した。また、欧州EORTCとJCOGとの骨軟部腫瘍領
域での新たな国際共同試験(STRASS 2)を開始し
た。アジア連携推進タイ事務所は日本人2人、外国
人4人が在籍し、築地キャンパスにも外国人の研
究支援スタッフを増員(4人)し、国際共同研究の
支援体制を強化した。
【東病院】
○LC-SCRUM-Asia-Pacifcでのゲノムスクリーニング
は、既に登録を開始した台湾、マレーシア、タイの
登録を継続するとともに、アジア太平洋地域の約
20の医療機関からの登録体制の構築を進め、令和
7年3月まで345例の症例登録を行った。
○国際がんゲノムコンソーシアム(ICGC-ARGO)のコ
アメンバーとして世界的な創薬・個別化治療創出
に向けた臨床・マルチオミックスデータベースの
構築を進め、データベースの日本への移管につい
て話し合いを継続している。
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自己評価