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東京都新型インフルエンザ等対策行動計画 令和7(2025)年5月16日 (65 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/000/367/202505_honsatu.pdf
出典情報 東京都新型インフルエンザ等対策行動計画の改定について(5/16)《東京都》
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第2部

各対策項目の考え方及び取組

第4章
第3節

第3節

情報提供・共有、リスクコミュニケーション
対応期

対応期

<目的>
感染症危機において、対策を効果的に行うためには、リスク情報とその見方の
共有等を通じて、都民等が適切に判断や行動できるようにすることが重要であ
る。このため、都は、都民等の関心事項等を踏まえつつ、対策に対する都民等の
理解を深め、リスク低減のパートナーとして、適切な行動につながるよう促す必
要がある。
具体的には、都民等が、可能な限り科学的根拠等に基づいて、適切に判断・行
動できるよう、都民等の関心事項等を踏まえつつ、その時点で把握している科学
的根拠等に基づいた正確な情報について、迅速に分かりやすく提供・共有する。
その際、可能な限り双方向のコミュニケーションに基づいたリスクコミュニケ
ーションを行うよう努める。また、個人レベルでの感染対策が社会における感染
拡大防止にも大きく寄与することや、感染者等に対する偏見・差別等は許される
ものではなく、感染症対策の妨げにもなること等について情報提供・共有すると
ともに、偽・誤情報の拡散状況等を踏まえ、その時点で得られた科学的知見等に
基づく情報を繰り返し提供・共有する等、都民等の不安の解消等に努める。
3-1 基本的方針
3-1-1


迅速かつ一体的な情報提供・共有
都は、都民等が情報を受け取る媒体やその受け止めが千差万別であることか

ら、準備期にあらかじめ定めた方法等を踏まえ、利用可能なあらゆる情報媒体
を整備・活用し、その時点で把握している科学的知見等に基づき、国内外の新
型インフルエンザ等の発生状況、感染拡大防止措置等の対策等について、迅速
かつ一体的に情報提供・共有を行う。また、患者や医療従事者及びそれらの家
族等関係者への偏見をなくすため、都民や報道機関等に対して偏見や誤解を生
まない適切な情報発信を促す。その際、個人レベルでの感染対策が社会におけ
る感染拡大防止にも大きく寄与することを含めて、行動変容に資する啓発を進
めるとともに、冷静な対応を促すメッセージを発出するよう努める。【総務局、
保健医療局、政策企画局、関係局】


発生段階や政府の緊急事態宣言に応じて知事コメントを発表し、予防策の徹

底などを呼び掛ける。【総務局、政策企画局、保健医療局】
③ 都は、都民等が必要な情報を入手できるよう、高齢者、子供、日本語能力が
十分でない外国人、視覚や聴覚等が不自由な方等への適切な配慮をしつつ、理
解しやすい内容や方法での情報提供・共有を行う。【総務局、保健医療局、政
策企画局、関係局】

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