第２部

各対策項目の考え方及び取組

第１１章

保健

第３節

対応期

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トレーサー班（保健師・看護師等）を保健所支援拠点及び都保健所に
配置し、積極的疫学調査に係る保健所業務支援を実施

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保健所が行う疫学調査を支援することを目的に、医師、保健師を主な
メンバーとするＴＥＩＴを保健所の要請に基づき派遣

3-2 主な対応業務の実施
都、保健所設置区市、保健所及び東京都健康安全研究センター等は、予防計画
及び健康危機対処計画に基づき整備・整理した組織・業務体制や東京都感染症対
策連携協議会等において確認した役割分担等に基づき、相互に連携するとともに、
一般市町村、医療機関、消防機関等の関係機関と連携して、以下 3-2-1 から 3-27 までに記載する感染症対応業務を実施する。【保健医療局】
3-2-1

相談対応

都及び保健所設置区市は、有症状者等からの相談に対応する相談センターの体
制を強化し、感染したおそれのある者について、当該者の症状の程度や基礎疾患
等の重症化リスク等を踏まえて、必要に応じて速やかに発熱外来の受診につなげ
る。相談センターの運営に当たっては、業務効率化のため、適時に外部委託や一
元化等を行うことを検討する。【保健医療局】
3-2-2

検査・サーベイランス

①

都及び保健所設置区市は、国の方針を踏まえ、地域の実情に応じて、感染症
対策上の必要性、東京都健康安全研究センター等や検査等措置協定締結機関等
における検査体制等を勘案し、検査の実施範囲を判断する。【保健医療局】

②

東京都健康安全研究センター等は、保健所と連携して、検査等措置協定を締
結している民間検査機関等を含めた検査体制が十分に拡充されるまでの間の必
要な検査を実施するとともに、ＪＩＨＳとの連携や他の地方衛生研究所等との
ネットワークを活用した国内の新型インフルエンザ等に係る知見の収集、ＪＩ
ＨＳへの地域の感染状況等の情報提供・共有、地域の変異株の状況の分析、本
庁や保健所等への情報提供・共有、検査等措置協定を締結している民間検査機
関等における検査等に対する技術支援や精度管理等を通じ、地域におけるサー

ベイランス機能を発揮する。【保健医療局】
③ 都は、国の方針を踏まえ、新型インフルエンザ等の患者発生状況に応じ、全
数把握から定点把握を含めた適切なサーベイランスの実施体制に移行する。
【保健医療局】

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