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【資料2】令和8年度研究事業実施方針作成のための意見伺い(AMED研究) (96 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
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(2)新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】低・中所得国の健康・医療改善に資する、医療機器・医療技術・医療システ
ム等の海外での活用に向けた実装・臨床研究(一部若手枠とする)
【概要】感染症や慢性疾患など、国際的に公衆衛生上大きな課題となっている疾病の改
善に向けて、既に先進国等で有効性が実証されているものの対象国で普及されていな
い予防・診断・治療にかかる医薬品・医療機器・医療技術等の、低・中所得国の患者
に対する臨床研究や実装研究を行う。
【成果の活用】我が国や先進国の医薬品・医療機器・医療技術等が、低・中所得国の患
者に対する医療サービスに活用され、低・中所得国の医療サービスの質や保健指標の
改善に寄与するとともに、若手枠については特に、海外で活躍する若手研究者が育成
されることが期待される。



参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 2024 改訂版】(令和6年 6 月 21 日閣議決
定)抜粋
Ⅴ.投資の推進
6.官民連携による科学技術・イノベーションの推進
(8)国際頭脳循環の確立
日本の優秀な研究者に海外先端研究の経験機会を提供しつつ、海外研究機関か
らの研究者を呼び込むことを通じて、優れた研究が世界中から日本に集う国際的
な頭脳循環を確立する。
【経済財政運営と改革の基本方針 2024】 (令和6年6月 21 日閣議決定)
第2章 社会課題への対応に応じた持続的な経済成長の実現 ~賃上げの定着と戦略
的な投資による所得と生産性の向上~
3.投資の拡大及び革新技術の社会実装による社会課題への対応
(4)科学技術の振興・イノベーションの促進
「我が国の経済成長の原動力たる科学技術・イノベーション力を強化し、熾烈な国
際競争を勝ち抜くため、官民が連携して大胆な投資を行うとともに、標準の戦略
的活用を図るなど、研究開発成果の社会実装を加速する。このため、新たな産業
の芽となるフュージョンエネルギーや量子、経済社会を支える基盤的な技術・分
野であるAI、バイオ、マテリアル、半導体、Beyond 5G(6G)、健康・医療
等について、分野を跨いだ技術の融合による研究開発、産業化、人材育成を俯瞰
的な視点で強力に推進するとともに、グローバルな視点での連携を強化し、市場
創出等に向けた国際標準化などの国際的なルールメイキングの主導・参画や、G
7を始めとした同志国やASEAN・インドを含むグローバル・サウスとの国際
共同研究、人材交流等を推進する。
・・・国立研究開発法人については、国家戦略に基づく研究開発の中核を担う存
在として、その機能強化を進め、特に研究成果の早期の社会実装や国家的重要課
題への機動的な対応に向けた人材の確保・育成や研究セキュリティ・インテグリ
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