【資料2】令和8年度研究事業実施方針作成のための意見伺い(AMED研究) (101 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》 |
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・学会・シンポジウム等における口頭・ポスター発表:200 件
・日本国内における、学会等と連携した日米合同シンポジウム・ワークショップの開催 :
2件
・日本国外での、日米合同シンポジウム・ワークショップ等の開催:1件
【期待されるアウトカム】(※)
アジアで蔓延する感染症等の新しい予防・診断・検査・治療法の開発やガイドライン
策定等の成果は、国際的にも活用されることが期待でき、我が国のプレゼンスの向上に
も寄与する。
若手・女性研究者育成共同研究プログラムでは、優れた人材の育成に加え日米の研究
者間の将来にわたる協力関係の構築も期待され、国際的な感染症の発生時における迅速
な対応等に大いに貢献する。
<具体的な KPI>
・シーズの他の統合プロジェクトへの導出件数:1件
・診療ガイドライン、省令、基準、日本薬局方、添付文書改訂、国の技術文書(通知)
等への反映:2件
・日米医学の国際ネットワーク基盤を通じて、国際共同研究に発展した課題件数 (国
際共同研究グラントを獲得した件数):1件
(※)医療分野研究開発推進計画(令和2年3月 27 日決定、令和3年4月6日一部変更)を元に記載。
(2)これまでの研究成果の概要、及び政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】日米医学協力計画を基軸としたアジア地域等にまん延する疾病等に関する研
究(令和6年度:継続中)
【概要】アジア地域等にまん延する新興・再興感染症、がんに対する研究組織の醸成及
び国際的な情報共有を行った。具体的には、汎太平洋新興・再興感染症国際会議(EID)
を、毎年度継続的に開催し、最新の研究成果(下記の若手・女性研究者共同公募を含
む。)を発表・議論する場を提供するとともに、各分野の研究の現状及び今後の方向性
について議論し、報告書をまとめ、公表している。具体的な活動として、海外研究者
を招聘した米国カウンターパートとの、日米合同コレラ及び細菌性腸管感染症専門部
会会議(令和5年 12 月)および日米合同寄生虫専門部会会議(令和6年3月)を実
施した。また、令和3年4月の日米首脳会談における共同声明の別添文書「日米競争
力・強靱性(コア)パートナーシップ」に明記された「AMED-NIH 日米連携強化」に基
づいて開催されたワークショップ(令和4年 12 月)において、日米パネルメンバー
間協議を実施し、
「日米医学協力計画」の将来展望について議論し、実行すべき具体的
なアクションを提案した。
【成果の活用】国際的な感染症等の発生時における迅速な対応等が可能となる協力関係
が構築されるとともに、日米のみならずアジア地域の研究者との共同研究を通して、
アジア地域における研究推進に貢献している。
【課題名】日米医学協力計画を基軸とした「若手・女性研究者育成共同研究プログラム」
(令和6年度:継続中)
【概要 】若手 研究 者 育成を さらに 発展 さ せるべ く、2016 年 度から 米国 National
Institute of Allergy and Infectious Diseases (NIAID)と共同で「若手・女性育
成のための日米共同研究公募」を実施している。具体的な成果として、平成 30 年度
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