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【資料2】令和8年度研究事業実施方針作成のための意見伺い(AMED研究) (81 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
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【健康・医療戦略(第2期)】(令和2年3月 27 日閣議決定、令和3年4月9日一部
変更)
4. 具体的施策
4.1.世界最高水準の医療の提供に資する医療分野の研究開発の推進
(1)研究開発の推進
○ 疾患領域に関連した研究開発
(感染症)
・ ゲノム情報を含む国内外の様々な病原体に関する情報共有や感染症に対する国際的
なリスクアセスメントの推進、新型コロナウイルスなどの新型ウイルス等を含む感染
症に対する診断薬・治療薬・ワクチン等の研究開発及び新興感染症流行に即刻対応出
来る研究開発プラットフォームの開発
・ BSL4 施設を中核とした感染症研究拠点に対する研究支援や、感染症流行地の研究拠
点における疫学研究及び創薬標的の探索等、予防・診断・治療に資する基礎的研究、
将来のアウトブレークに備えた臨床・疫学等のデータの蓄積・利活用
4.3.健康長寿社会の形成に資するその他の重要な取組
(AMR 対策の推進)
・ 国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議(2015 年9月 11 日閣議口頭了解)にお
いて 2016 年4月5日に決定された「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン」及び 2020
年度に策定予定の次期アクションプランに基づき、必要な対策を推進する。
(新型コロナウイルス感染症対策の推進)
・ 新型コロナウイルス感染症への対策として、「新型コロナウイルス感染症対策の基
本方針」(2020 年 2 月 25 日新型コロナウイルス感染症対策本部決定)など、政府が
定める方針のもと、国内外の連携を図りつつ、必要な研究開発等の対策を速やかに推
進する。その際、感染症の研究開発に対する多様なインセンティブや医療に係る規制
の緊急時の適用の在り方等の課題も念頭において、必要な対策を検討する。
【健康・医療戦略のフォローアップ】(令和5年6月 26 日)
(AMR 対策の推進)
・ 国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議(2015 年 9 月 11 日閣議口頭了解)
において 2016 年 4 月 5 日に決定された「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン」
に基づき、必要な対策を推進している。同プランを 2023 年 4 月 7 日に改定し、ま
た、新たに盛り込んだ「新たな抗微生物薬に対する市場インセンティブの仕組みの導
入」、「農場ごとの動物用抗菌剤使用量を把握するための体制確立」、「環境中の水、
土壌中における薬剤耐性菌の存在状況及び健康影響等に関する情報収集」等の施策を
計画的に進める。
(新型コロナウイルス感染症対策の推進)
・ 2021 年 11月に新型コロナウイルス感染症対策本部で決定し、2023 年 2月に変更し
た「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」に基づき、国内外の連携を図
りつつ、必要な対策を推進した。また、緊急時の薬事承認の在り方等 について、2021
年 6 月に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針 2021」等も踏まえ、2021 年
11 月より厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会において 感染症等に対する我が
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