【資料2】令和8年度研究事業実施方針作成のための意見伺い(AMED研究) (115 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》 |
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要因(ライフイベントやそれが後年の人生に与える影響、医療資源へのアクセス可能
性の違い等)の両面が影響すると考えられる。特に女性の健康課題に関しては、これ
らの社会的な要因も加味した保健・医療・福祉の対策が必須である。本課題では、学
会・診療科横断的研究やビックデータに基づき、男女共通の健康課題の発症・経過に
おける性差の多次元的な解明を推進する。
【成果の活用】男女共通課題について、生物学的性差と社会的環境の両方を考慮した健
康課題の予防健康増進に資する手法の開発の検討につなげることで女性の QOL 向上
を目指す。
Ⅱ
参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)2024】(令和6年6月 21 日閣議決定)
抜粋
【第2章.6】幸せを実感できる包摂社会の実現(女性活躍)
女性の経済的自立に向け、L字カーブの解消に資するよう、女性版骨太の方針 2024
に基づき、(中略) 性差を踏まえた職域・地域における相談支援体制の充実、フェム
テックの推進、女性の健康ナショナルセンター(仮称)における診療機能の充実及び
研究の推進など生涯にわたる女性の健康への支援等に取り組む。
【統合イノベーション戦略 2024】(令和6年6月4日閣議決定)抜粋
【別添.4(6)】健康・医療
第2期医療分野研究開発推進計画に基づき、他の資金配分機関、インハウス研究機
関、民間企業とも連携しつつ、AMEDによる支援を中核として、医療分野の基礎か
ら実用化まで一貫した研究開発を一体的に推進する。
【健康・医療戦略】(令和2年3月 27 日閣議決定、令和3年4月9日一部変更)抜粋
【4.-4.1-(1)】研究開発の推進
○ 疾患領域に関連した研究開発
特に、2040 年の人口動態を見据え、現在及び将来の我が国において社会課題とな
る疾患分野に係る研究開発を戦略的・体系的に推進する観点から、(中略)がん、成育、
(中略)等については、具体的な疾患に関して統合プロジェクトにまたがる研究課題間
の連携が常時十分に確保されるよう運用するとともに、統合プロジェクトとは別に、
予算規模や研究開発の状況等を把握・検証し、対外的に明らかにするほか、関係府省
において事業の検討等の参考にする。
(成育)
・ 周産期・小児期から生殖期に至るまでの心身の健康や疾患に関する予防・診断、早期
介入、治療方法の研究開発
・ 月経関連疾患、更年期障害等の女性ホルモンに関連する疾患に関する研究開発や疾
患性差・至適薬物療法など性差に関わる研究開発
2
他の研究事業(厚生労働科学研究、AMED内、他省庁研究事業)との関係
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