【資料2】令和8年度研究事業実施方針作成のための意見伺い(AMED研究) (100 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》 |
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シーズ開発・研究基盤 PJ
研究事業名
地球規模保健課題解決推進のための研究事業
(厚生科学課分:日米医学協力計画)
主管部局・課室名
AMED担当部・課名
省内関係部局・課室名
大臣官房厚生科学課
国際戦略推進部 国際事業課
なし
当初予算額(千円)
Ⅰ
令和4年度
94,330
令和5年度
93,157
令和6年度
166,157
実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
本研究事業は、昭和 40 年(1965 年)の佐藤栄作総理大臣とリンドン・ジョンソン大
統領の会談に基づき実施される日米医学協力計画に基づいて実施される事業である。日
米医学協力計画は、アジア地域等にまん延している疾病等に関して、未知の分野が多く、
研究の余地が残されていることに鑑み、これらの疾病に関する研究を日米両国において
協同で行うことを目的としている。
【事業目標】
日米医学協力計画の下には、9つの専門部会(コレラ・細菌性腸管感染症、抗酸菌症、
ウイルス性疾患、寄生虫疾患、栄養・代謝、がん、肝炎、エイズ、急性呼吸器感染症)
と1つの部門(免疫)が設けられており、日米の関係機関(米国は、米国立衛生研究所
(NIH)の米国立感染症・アレルギー研究所(NIAID)及び米国立がん研究所(NCI))、関
係の研究者が協力して、アジア地域等にまん延している疾病等に関して「医療に関する
研究開発」を発展させることを目標としている。
【研究のスコープ】
①日米医学協力計画を基軸としたアジア地域等にまん延する疾病等に関する研究推進
及び連携基盤強化
②日米医学協力計画を基軸とした「若手・女性研究者育成共同研究プログラム」に関す
る研究
【期待されるアウトプット】(※)
長期に渡り培った協力関係を基盤に、新興・再興感染症の世界的流行に即時に対応す
るためのタイムリーな情報共有や、国際共同研究を推進する。
若手・女性研究者育成共同研究プログラムにおいては、2年間の研究期間で将来的に
顕著な成果が得られる可能性のある研究を AMED における他の統合プロジェクトへの導
出につなげる。具体的には、令和6年度に、日米共同研究における水痘帯状疱疹ウイル
スおよび単純ヘルペスウイルスによる急性網膜壊死における眼内炎症細胞プロファイ
ル、ならびに急性網膜壊死発症および重症化のバイオマーカーと危険因子の特定、水鳥
による腸炎ビブリオ薬剤耐性(AMR)遺伝子伝播の可能な経路予測やその AMR プロファ
イル・病原性決定因子の特定等の成果が得られる予定である。
<具体的な KPI>
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