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【資料2】令和8年度研究事業実施方針作成のための意見伺い(AMED研究) (126 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
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実用化に向けた官民協働の取組の推進を含む。)に取り組む。】
第3章 中長期的に持続可能な経済社会の実現~「経済・財政新生計画」~
3.主要分野毎の基本方針と重要課題
(1)全世代型社会保障の構築
【このほか、がん対策、循環器病対策、難聴対策、難病対策、移植医療対策、慢性腎
臓病対策、アレルギー対策(アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎等を含む。)医療の
均てん化の促進等を含む。) 、依存症対策、栄養対策、睡眠対策、COPD 対策等の推進
や、予防接種法に基づくワクチン接種を始めとした肺炎等の感染症対策の推進を図る
とともに、更年期障害や骨粗しょう症等に対する女性の健康支援の総合対策の推進を
図る。】
【統合イノベーション戦略 2024】(令和6年6月4日閣議決定)
3. 着実に推進する3つの基軸
(1)先端科学技術の戦略的な推進
① 重要分野の戦略的な推進
【健康・医療研究の成果を中長期的に創出し続けるためには、基礎研究の再興が必須
である。若手研究者が研究に専念できる環境を整備するとともに、研究支援人材の確
保や若手研究者向けの競争的研究費の充実等に取り組む。】
2.知のフロンティアを開拓し価値創造の源泉となる研究力の強化
(2)新たな研究システムの構築(オープンサイエンスとデータ駆動型研究等の推進)
② 研究 DX を支えるインフラ整備と高付加価値な研究の加速
【・国民へ質の高い医療を届けるため、全ゲノムデータ、マルチオミックスデータ、
臨床情報等を搭載した質の高い情報基盤を構築。
・民間企業やアカデミア等へその本格的な利活用を促し、診断創薬や新規治療法等の
開発を開始。
・解析結果等の速やかな日常診療への導入や、出口戦略に基づく新たな個別化医療の
実現について更に推進。】



他の研究事業(厚生労働科学研究、AMED内、他省庁研究事業)との関係
・AMED が実施する「免疫アレルギー疾患実用化研究事業」は、革新的な免疫アレルギー
疾患治療薬の開発やデータ基盤の構築、実用化に向けた病因・病態解明、適応外薬を
含む治療薬の実用化に向けた研究等を目的としている。一方、厚生労働科学研究費で
実施する「免疫アレルギー疾患政策研究事業」は、こうした研究開発の成果を国民に
還元するための免疫アレルギー疾患に関する情報提供の方策に関する研究や免疫ア
レルギー疾患医療提供体制のあり方に関する研究等を実施し研究成果を施策に反映
することを目的としている。
・10 か年戦略は、内容的に政策的な部分もあるため、厚生労働研究事業と AMED 研究が
互いに補完し合いながら、AMED 事業が特に医療開発研究を担当する形で全戦略を推
進する。
・AMED「循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化研究事業」との合同にて、COVID19 感染による血栓症・血管炎の病態解明研究の公募を行い、令和2年度に合計4課題
を採択、令和4年度まで研究を実施し、事業間・課題間連携を深めた。
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