【資料2】令和8年度研究事業実施方針作成のための意見伺い(AMED研究) (24 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》 |
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研究事業名
主管部局・課室名
AMED担当部・課名
省内関係部局・課室名
医薬品 PJ
創薬支援推進事業
医政局研究開発政策課
創薬事業部創薬企画・評価課
なし
当初予算額(千円)
Ⅰ
令和4年度
3,455,677
令和5年度
3,455,677
令和6年度
3,455,677
実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
医療現場のニーズに応える医薬品の実用化を推進するため、大学や公的研究機関等の
研究者が保有する優れた創薬シーズを、効率よく、医薬品としての実用化につなげる必
要がある。
「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 2023 改訂版」(令和 5 年 6 月 16
日閣議決定)において、スタートアップへの研究開発支援の強化が示されているが、第
11 回医薬品開発協議会(令和 6 年 3 月 14 日)資料2「医薬品の研究開発における論点
及び今後の方向性」において、アカデミアと企業のギャップを埋める仕組みとして、創
薬ブースターによる伴走支援の拡充や新規モダリティに関する早期マッチングと、医薬
品の研究開発に関する環境整備として希少疾病領域の開発等の推進(プレオーファン支
援補助制度の充実)の必要性が指摘されている。
【事業目標】
創薬支援ネットワークの活用及び創薬シーズの実用化検証を行う場の提供等により、
創薬標的検証段階から応用研究、前臨床段階までの研究開発を疾患領域に応じて支援
し、製薬企業(ベンチャー・スタートアップ含む)における実用化研究や AMED 他事業
への橋渡しにより、大学や公的研究機関等の研究者が保有する創薬シーズの早期実用化
を図る。また、創薬基盤技術の開発や希少疾病用医薬品等の開発支援を行い、研究開発
期間の短縮と革新的医薬品の創出確率の向上を図る。
【研究のスコープ】
① 創薬総合支援事業
創薬支援ネットワークが行う技術支援、非臨床試験や知財管理等に関する支援等の
基盤整備を創薬コーディネーターによる伴走支援で推進し、創薬シーズの早期実用化
を図る。
② 創薬支援効率化事業
産官学が連携して、効率的なデータ収集と予測精度の向上による創薬ターゲット予
測基盤及びシーズ探索 AI 創薬基盤の構築並びに新規モダリティを対象とした新たな
マッチングの場の提供を進める。さらにスタートアップを含む企業ニーズに基づくシ
ーズ評価(精度管理された薬効試験等の実施含む)を行うことで、創薬支援ネットワ
ークの支援能力を向上させ、研究開発期間の短縮と革新的医薬品の創出確率の向上を
図る。
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