【資料2】令和8年度研究事業実施方針作成のための意見伺い(AMED研究) (164 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》 |
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研究事業名
主管部局・課室名
AMED担当部・課名
省内関係部局・課室名
ゲノム・データ基盤 PJ
メディカルアーツ研究事業
医政局研究開発政策課
ゲノム・データ基盤事業部医療技術研究開発課
無し
当初予算額(千円)
Ⅰ
令和4年度
48,663
令和5年度
48,663
令和6年度
48,663
実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
革新的な医薬品・医療機器を医療現場へ効果的に導入するためには、従来の医薬品・
医療機器の開発に加え、医療者の経験や知識に頼りがちであった、外科的手技や術中管
理、医師が患者の状況を判断して行う診察などといった無形の医療技術をデータ化し、
それを用いて新たな医療技術を開発する必要がある。
特に、本邦における深刻な問題である外科医不足の解決に向けた、効率的かつ効果的
な若手外科医の教育・技術向上・働き方改革の推進において、外科医の優れた手術手技
等のデータ化や創出されたデータを他外科領域へ横展開するための基盤整備は重要で
ある。
【事業目標】
医療の改革・新技術の創出につながる医療技術に関する知見の獲得、医療技術のノウ
ハウのデータ化と定量的評価にかかる研究開発の推進、及びその成果の社会実装によ
り、医療に関する総合的な技術力の向上や優れた無形の医療技術の次世代への伝承を図
り、外科医の周術期負担増加等の超高齢社会の課題克服、健康寿命の延伸を目指す。
【研究のスコープ】
より効果的な(あるいは新たな)手術方法等の開発。
外科領域において、医療者の知識や経験に基づいて実施されている手術手技や術中管
理等の技術を定量化し、統計的手法等を用いた評価及び検証を行うとともに体系化する
ことにより、手術等の最適なアルゴリズムやエビデンスに基づいた革新的な技術を構築
する。
【期待されるアウトプット】(※)
・インパクトファクター5以上の科学誌への論文掲載を3本以上
・非臨床 POC の取得件数1件以上
【期待されるアウトカム】(※)
・シーズの他の統合プロジェクトや企業等への導出件数 2件以上
(※)医療分野研究開発推進計画(令和2年3月 27 日決定、令和3年4月6日一部変更)を元に記載。
(2)これまでの研究成果の概要、及び政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】腹腔鏡手術における手術鉗子動態の教育利用・鉗子位置情報を用いた手術支
援に関する基礎研究(令和6年度継続中)
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