【資料2】令和8年度研究事業実施方針作成のための意見伺い(AMED研究) (38 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》 |
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② 当事業の研究開発に携わった事業者の成功事例集の作成
③ 医療機器メーカーが途上国等に展開する際に必要な情報をとりまとめた資料の
作成
④ 医療機器メーカーが継続的にデザインアプローチを活用するための支援体制の
構築
を推進する。
【研究のスコープ】
途上国等のニーズを十分に踏まえた医療技術・医療機器の開発と、日本の医療技術等
の途上国等への展開に資するエビデンスの構築を推進する。具体的には、デザインアプ
ローチを活用して、アジア・アフリカ地域におけるニーズを把握しながら、医療機器の
研究開発を推進する。
【期待されるアウトプット】(※)
○医療機器の開発に関する指標
・クラスⅢ・Ⅳ医療機器の開発を計画する採択課題の割合 25%への貢献
【期待されるアウトカム】(※)
○医療機器の開発に関する指標
・クラスⅢ・Ⅳ医療機器の薬事承認件数 20 件への貢献
・研究成果を活用した臨床試験・治験への移行への貢献
○製品導入による定性的効果
安全かつ低コストでの呼吸管理の手法の導入、腎疾患スクリーニング効率向上、マ
ラリア原虫感染者発見効率向上によるマラリアの効率的な治療、新生児蘇生成功率の
向上、骨関節機能障害低減による QOL 改善、感染症予防接種率向上、予防可能な失明
と視力障碍の低減、X 線装置を用いた AI 診断による肺感染症診断率向上、医療現場に
おける新型コロナウイルス変異株の簡易検出による診断効率向上、モバイル型 SNS 連
動胎児モニター活用による周産期死亡低減、結核の治療モニタリングによる結核患者
数の低減等
(※)医療分野研究開発推進計画(令和2年3月 27 日決定、令和3年4月6日一部
変更)の「医療分野の研究開発に関する成果目標(KPI)」より抜粋。
(※)医療分野研究開発推進計画(令和2年3月 27 日決定、令和3年4月6日一部変更)を元に記載
(2)これまでの研究成果の概要、及び政策等への活用又は実用化に向けた取組
【研究領域】
バイオデザイン等のデザインアプローチを活用した製品開発の推進(令和6年度継続
中)
【概要】
「安全なバッグ換気のためのモニタ」など、バイオデザイン等のデザインアプローチ
を活用した製品開発を推進する課題を12件実施した(うち3課題が令和6年度も継
続中)。
【成果の活用】
令和2年度、令和3年度にベトナム、令和5年度にインドネシア、にてそれぞれ1製
品ずつ現地認可を取得した。令和6年度に4製品、令和7年度に1製品の日本・相手
国における薬事申請を予定している。
また、これまで支援してきた課題(継続中含む)の事例をとりまとめた事例集を作成
している。今後国際展開を図る企業等へ展開する予定である。
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