【資料2】令和8年度研究事業実施方針作成のための意見伺い(AMED研究) (123 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》 |
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により、今後食物アレルギーの発症メカニズムの解明ならびに各重症度における食物
アレルギー発症予防研究の促進が期待される。
2 令和7年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進する研究課題(増額要求等する課題)の概要、及び
期待される研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
<医薬品 PJ>
【課題名】重症/難治性/治療抵抗性免疫アレルギー疾患に対する治療薬の実用化に関す
る開発研究
【概要】免疫アレルギー疾患では、重症・難治性・治療抵抗性のケースの場合、既存の
治療薬では効果が十分といえず、QOL の長期的な低下や合併症の併存など多くの問題
に直面する。本課題では、これらのことを踏まえ、革新的な治療薬の開発を行う。特
に、シーズ同定や剤型・投与経路・投与量の設定等のため、増額が必要となる。
【成果の活用】重症・難治性・治療抵抗性の免疫アレルギー疾患の治療薬の実用化を通
して、基本指針に掲げられている、免疫アレルギー疾患を有する者の生活の質の維持
向上が期待される。
<ゲノム・データ基盤 PJ>
【課題名】疾患多様性理解と層別化に資する基盤的ゲノム・データ研究
【概要】ライフステージを俯瞰した疾患の発症、重症化予防、診断、治療などに資する
研究開発を推進するため、ゲノム情報や各種データベースなど様々なリソースを活用
する基盤構築に関して、増額が必要となる。
【成果の活用】標準化した免疫アレルギー疾患データベースの利活用に基づく層別化医
療および疾患発症前・早期発症段階での適切な予防及び治療法選択の実現につなげ
る。
<疾患基礎研究 PJ>
【課題名】免疫アレルギー疾患の克服に結びつく独創的な病態解明研究(若手研究者推
進領域)
【概要】免疫アレルギー疾患は今もなお根本的な原因は十分解明できておらず、基盤と
なる基礎研究を推進することによる、根源的な本態解明が必要である。また本課題で
は「免疫アレルギー疾患研究 10 か年戦略」にも示される若手研究者でかつ国際的な人
材育成を推進する。
【成果の活用】研究者が将来のキャリアにおいて日本のみならず世界で活躍する一助と
なるとともに、治療法等開発にむけたシーズの探索及び病因病態解明、疾患モデルの
作成に寄与する。
(2)新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
<医薬品 PJ>
【課題名】重症/難治性/治療抵抗性免疫アレルギー疾患に対する治療薬の実用化に関す
る開発研究
【概要】免疫アレルギー疾患では、重症・難治性・治療抵抗性のケースの場合、既存の
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