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【資料2】令和8年度研究事業実施方針作成のための意見伺い(AMED研究) (125 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
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い。平成 29 年 7 月に策定された「アレルギー疾患対策の推進に関する基本的な指針」
にもアレルゲン免疫療法をはじめとした根治療法の発展および新規開発を目指すと
される。本研究では、病態解明ならびに効果判定モデルの作成、新規ならびに既存の
免疫療法の確立改善などを目標とする。
【成果の活用】シーズの探索及び病因、病態の解明、疾患モデルの作成や臨床上の課題
を取り込んだ研究開発を行うなかで、新規診断法の開発や診療ガイドライン等の作成
や改訂に資する質の高いエビデンスの創出を目標とする。
<疾患基礎研究 PJ>
【課題名】ライフステージにおける免疫アレルギー疾患診療の質向上に資する研究
【概要】免疫アレルギー疾患は、小児期から成人期にかけて継続管理が必要になる場合
や青年期・成人期に新規に発症する場合があるが、これらの疾患特性や治療法は異な
る。また「基本指針」「免疫アレルギー疾患研究 10 カ年戦略」においても、各ライフス
テージに着目した研究が必要であるとされている。各ライフステージにおけるクリニ
カルクエスチョンを明らかとし解決法を提供することを目標とする。
【成果の活用】基本指針及び 10 か年戦略に基づいた免疫アレルギー疾患研究を推進す
ることで、免疫アレルギー疾患患者の生活の維持向上に寄与する。



参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【成長戦略実行計画 2021(令和3年6月 18 日閣議決定)】
第 13 章 重要分野における取組
2.医薬品産業の成長戦略
予防・重症化予防・健康づくりの健康増進効果等に関するエビデンスを確認・蓄
積するための実証事業の結果を踏まえて、特定健診・特定保健指導の見直しなど、
保険者や地方公共団体等の予防健康事業における活用につなげる。
【健康・医療戦略(令和2年3月 27 日閣議決定、令和3年4月 9 日一部変更)】
4. 具体的施策
4.1.世界最高水準の医療の提供に資する医療分野の研究開発の推進
(1)研究開発の推進
○ 疾患領域に関連した研究開発
(生活習慣病)
・ 免疫アレルギー疾患の病態解明や予防、診断、治療法に資する研究開発
【経済財政運営と改革の基本方針 2024】(令和6年6月 21 日閣議決定)
第2章 社会課題への対応を通じた持続的な経済成長の実現
~賃上げの定着と戦略的な投資による所得と生産性の向上~
6. 幸せを実感できる包摂社会の実現
(2)安全・安心で心豊かな国民生活の実現
【「花粉症対策の全体像」 (令和 5 年5月 30 日花粉症に関する関係閣僚会議決定。)
等に基づき、約 30 年後の花粉発生量の半減を目指し、スギ人工林伐採重点区域にお
ける伐採・植替えを含む発生源対策等(ワクチン・治療薬の研究開発、スギ花粉米の
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