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【資料2】令和8年度研究事業実施方針作成のための意見伺い(AMED研究) (111 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
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プロジェクト(PJ)名

研究事業名
主管部局・課室名
AMED担当部・課名
省内関係部局・課室名

ゲノム・データ基盤 PJ、疾患基礎研究 PJ

女性の健康の包括的支援実用化研究事業
健康・生活衛生局 健康課
ゲノム・データ基盤事業部・医療技術研究開発課
なし

当初予算額(千円)


令和4年度
149,695

令和5年度
147,834

令和6年度
147,834

実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
「第5次男女共同参画基本計画」(令和2年 12 月 25 日閣議決定)第2部Ⅱ第7分野
に記載のように、近年は、女性の就業等の増加、生涯出産数の減少による月経回数の増
加、晩婚化等による初産年齢の上昇、平均寿命の伸長など様々な要因により女性の健康
を脅かす疾病構造が変化している。加えて、人生 100 年時代を見据え、更なる活躍や健
康寿命の延伸のために、治療方法に関する周知啓発も含め、更年期前後からの健康支援
が重要である。
これらのことから、国民のヘルスリテラシー(健康について最低限知っておくべき知
識)を向上させるとともに、年代ごとの課題、健康を阻害する社会的要因、健康課題に
おける性差の機序等への対応も含め、近年の女性の健康に関わる問題の変化に応じた支
援が必要である。また、令和6年度においては、国立成育医療研究センターに女性の健
康ナショナルセンターの機能構築が進められているところであり、
こうした社会的情勢を踏まえ、女性の身体的・精神的な健康及び女性医療に関する調
査・研究を進め、女性の健康を脅かす社会的問題の解決を含めた包括的な健康支援施策
の推進が求められている。
【事業目標】
女性の健康に関する課題解決を目標とし、人生の各段階に応じてその心身の状況が大
きく変化する女性の生涯を通じた健康や疾患について、心身における性差も加味し、か
つライフステージの軸で多面的に包括的にとらえ、エビデンスに基づいた健康増進「予
防/診断/治療/予後・QOL」に資する研究開発とその実用化を推進する。
【研究のスコープ】
・ 女性特有の疾病に関する疫学・臨床・基礎研究
・ 男女共通課題のうち特に女性の健康に資する疫学・臨床・基礎研究
【期待されるアウトプット】(※)
本事業においては、女性特有の疾患の生活習慣の改善等による予防法等の開発や性差
に着目した健康増進に係る手法等の開発に向けて、エビデンスの創出から実用化に向け
た研究を重点的に取り組んでいる。
<ゲノム・データ基盤 PJ>
・ 研究成果の科学誌(IF5 以上)への論文掲載件数 20 件
・ 新たな疾患発症メカニズム解明の件数 1件
・ 研究成果の科学誌(IF5 未満等の他の科学誌)への論文掲載状況(管理指標)
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