【資料2】令和8年度研究事業実施方針作成のための意見伺い(AMED研究) (49 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》 |
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き、10 万ゲノム規模に向けて解析し、その結果の患者への還元と情報基盤の整備を着
実に進めるとともに、事業実施組織について、2025 年度の発足に向け、本年度内を目
途に法人形態を決定する。この事業実施組織や、ゲノムのバイオバンクが中心となっ
て、医学・薬学にとどまらず、バイオ、数理科学等の異分野まで含めた、関係する医
療機関、研究機関、スタートアップ等の企業と連携し、全ゲノム解析やマルチオミッ
クス解析(特定の症例に対し、DNA 解析、RNA 解析、タンパク質解析等の複数の手法
で統合的・網羅的に解析する方法)の結果や臨床情報等を利活用し、創薬の成功率の
向上を図る。認知症等の脳神経疾患の発症・進行抑制・治療法の開発を進めるととも
に、10 万ゲノム規模に向けて、がん・難病の全ゲノム解析等の事業実施組織を 2025
年度に設 立し、その成果の患者への還元や、情報基盤の整備を通じ、ゲノム創薬を始
めとする次世代創薬、iPS 細胞等の再生医療・創薬、細胞医療、遺伝子治療の取組を
推進する。また、ライフ・コースに着目した健康医療の研究開発を推進する。この事
業実施組織や、ゲノムのバイオバンクが中心となって、医学・薬学にとどまらず、バ
イオインフォマティクス、数理科学等の異分野まで含めた、関係する医療機関、研究
機関、スタートアップ等の企業と連携し、全ゲノム解析やマルチオミックス解析(特
定の症例に対し、DNA 解析、RNA 解析、タンパク質解析等の複数の手法で統合的・網
羅的に解析する方法)の結果や臨床情報等を利活用し、創薬の成功率の向上を図る。
【デフレ完全脱却のための総合経済対策】(令和5年 11 月2日閣議決定)
新規治療法や革新的新薬を促進するため、がんや難病患者の遺伝情報等(全ゲノム
データ)を搭載した質の高い情報基盤を構築し、その利活用を促す。
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他の研究事業(厚生労働科学研究、AMED内、他省庁研究事業)との関係
本研究事業では、全ゲノム解析等実行計画に係る情報基盤を利活用し、創薬推進等に
資する研究を行う。
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