よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料2】令和8年度研究事業実施方針作成のための意見伺い(AMED研究) (133 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

【概要】各領域分野で専門とする知識や技術を駆使し、学際的かつ領域横断的な連携を
進めることで新たな視野をもって慢性疼痛の発症機序解明研究を推進することを目
標とする。医学、薬学、生物学、化学、社会学等、異なった領域分野のメンバーから
なる研究体制を構築し、分野融合を図りながら未だ明らかにされていない慢性疼痛機
序を解明する。各分野において専門とする知識や技術を持ち寄り、得られたデータを
多角的に検証することを通じて、結果の信頼性・妥当性の向上に繋げ、慢性疼痛のメ
カニズム解明を図る。
【成果の活用】慢性疼痛の病態や機序における新たなエビデンスを発見し、新規診断法
や治療法の開発に繋げる。
なお新規課題においては、若手研究者の支援を促す。



参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【経済財政運営と改革の基本方針 2019】 (令和元年6月 21 日閣議決定)
5.重要課題への取組
(7)暮らしの安全・安心
⑤ 共助・共生社会づくり
ガイドラインの作成や診療体制の充実などの慢性疼痛対策に取り組む。
【健康・医療戦略(第2期)】(令和2年3月 27 日閣議決定、令和3年4月9日一部変
更)
4. 具体的施策
4.1.世界最高水準の医療の提供に資する医療分野の研究開発の推進
(1)研究開発の推進
疾患領域に関連した研究開発
(精神・神経疾患)
・可視化技術導入等による慢性疼痛の機序解明、QOL の向上に資する治療法や、画期的
な治療法開発に向けた慢性疼痛の定量的評価の確立に資する研究開発


他の研究事業(厚生労働科学研究、AMED内、他省庁研究事業)との関係
AMED における「慢性の痛み解明研究事業」では、原因不明の慢性疼痛の病態解明に
よる客観的指標を用いた評価法や、新たな治療法の開発に関する研究等を実施してい
る。得られた成果を「慢性の痛み政策研究事業」に反映、ガイドライン等の作成や痛み
センターでの診療等に活用する。

129