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【資料2】令和8年度研究事業実施方針作成のための意見伺い(AMED研究) (74 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
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プロジェクト(PJ)名

研究事業名

医薬品 PJ

新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進
研究事業

主管部局・課室名
AMED担当部・課名
省内関係部局・課室名

健康・生活衛生局感染症対策部感染症対策課
創薬事業部創薬企画・評価課
健康・生活衛生局感染症対策部予防接種課

当初予算額(千円)


令和4年度
2,087,931

令和5年度
2,087,931

令和6年度
2,087,931

実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
治療薬の発達や予防接種の普及によって、一時は制圧されたかに見えた感染症は、新
興・再興感染症として今なお猛威をふるう可能性を有している。本研究事業では、公衆
衛生上の危機管理の観点から、感染症危機対応医薬品を国内で利用できるようにするこ
とが必要な感染症(重点感染症)、結核、動物由来感染症、薬剤耐性菌、ヒト T 細胞白血
病ウイルス1型(HTLV-1)など、感染症対策上重要な病原体に対して、基盤的な研究か
ら、診断薬、治療薬、ワクチンの開発等の実用化に向けた開発研究までを一貫して推進
する。そのために、
「予防接種に関する基本的な計画」、
「特定感染症予防指針」、
「ストッ
プ結核ジャパンアクションプラン」、
「新型インフルエンザ対策行動計画」、
「国際的に脅
威となる感染症対策の強化のための国際連携等に関する基本戦略」
(関係閣僚会議決定)
及び「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン」
(同会議決定)等に加え、厚生科学審議
会感染症部会に設置された危機対応医薬品等に関する小委員会で審議される内容等を
踏まえ、研究開発を行う。
【事業目標】
感染症から国民及び世界の人々を守るため、感染症対策の総合的な強化を目指し、国
内外の感染症に関する基礎研究及び基盤技術の開発から、診断法・治療法・予防法の開
発等の実用化研究まで、感染症対策に資する研究開発を切れ目なく推進する。
【研究のスコープ】
① 総合的な公衆衛生対策に資する研究
② 診療体制の確保、臨床研究の推進に資する研究
③ ワクチンの実用化及び予防接種の評価に資する研究
④ 危機対応医薬品等(MCM)に関する研究
⑤ 国際ネットワーク構築に資する研究
中・長期的な MCM の研究開発の考え方に基づき、これらの項目を主軸にし、特に重
要課題として以下を推進する。
今後の感染症危機に備えた重点感染症に関する総合的な対策に資する研究(危機対
応医薬品の研究開発等)
薬剤耐性(AMR)に対する新規治療法の開発研究
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